

世界有数の食糧輸入国、ニッポンは、世界有数の
食料廃棄国でもあります。「捨てる」という行為は、
食料自給率低下に拍車をかけるもの。
ムダを出さない暮らしのため、私たちにできることは、たくさんあります。



日本人の食生活に長く親しまれてきた「近海魚」をもっと食卓に!
パルシステムでは、サンマなど資源豊富な近海魚の利用拡大をはかるとともに、
各地の漁協などとの連携を深め、資源管理型の産直モデルをつくるなど、
日本の水産資源の維持・回復活動に力を入れていきます。


つくった農産物を「食べる人」あっての食生産。
事前に購入が約束されている予約登録米や有機野菜セットは産地にとって心強い応援です。
本来、自然に沿ってつくられる農産物。くらしにおいても「メニューから食材を選ぶ」のではなく、
「食材から料理を考える」「いまある材料を使いきる」発送への転換を呼びかけていきます。


「70%も皮を剥いじゃうなんてもったいない!」の声を商品化した『九州産さといも』
(例)、産地で廃棄されてしまう規格外原料を使った商品など、未利用資源の活用に着目した商品の
開発を組合員参加でめざします。また、商品開発にとどまらず、組合員がくらしの中で実践している
「もったいない」行動の教え合いなども計画していきます。