■五日目 8月28日(木)
首都圏連合会(*注.韓国の生協事業連合の一つ)の物流センターを見学しました。日本と同じように、曜日によって配達コースがきまっていて、注文はインターネットがメインです。注文用紙を出す方は1割くらいで、その場合はOCRではないので職員が事務所に帰ってきてから注文を入力します。インターネット注文は4日前までに行えばよく、注文期間はパルシステムより長いとのことでした。
その後、首都圏連合会の事務所を見学しました。午後は、トラックに添乗し、配送に向かいました。当日は、少なめという20軒のお宅に伺いました。通常は25件〜30件だそうです。1グループを除いてすべて個人利用で、留守宅は2〜3軒と荷受される組合員さんがほとんどでした。
職員の対応は、欠品・クレームに対しては謝罪した上で、商品の栽培方法の違いなどをしっかり説明するなど、とても誠実なものでした。商品知識の豊富さは組合員さんの信頼につながっていました。そうした会話から組合員のニーズを把握し、生協の価値を認識して自分の仕事への誇りをもち、より一層の業務レベルアップにつながっているように思えました。 |