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1月はパルシステムの食育月間 食育の取り組み 2006年本物主義「食べる」への思いをつなぐ
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伝え手、そのきっかけ「2006年本物主義」を読む
食べ手、その責任「台所から畑へ来てみたら」を読む
作り手、その物語「パン屋さんといっしょに作っちゃった!」を読む
作る楽しさ、そして喜び「手作り味噌」に挑戦。わが家の味、できた!を読む

2006年本物主義「食べる」への思いをつなぐ 4.作る楽しさ、そして喜び 「手作り味噌」に挑戦。わが家の味、できた!

パルシステムで20年も前から、提案し続けている家庭での味噌作り。
いまでは「買う」のが当たり前になっている味噌を、わざわざ手作り!? と思うかもしれません。
しかし実際挑戦した方からは、「でき上がるまでわくわくして、待つのも楽しかった」「自分で作った味噌の、味噌汁を子どもに飲ませられるなんてぜいたく」と、うれしい声をいただいています。
「おいしいもの」を自分で“作る”“待つ”“食べる”ことの、喜びを実感できる味噌作り。
挑戦して手作りする「時間」も楽しんでほしい、とパルシステムは考えています。


昔ながらのものを、食べさせたい。

「ほら、2月12日って書いてあるんですよ」と町野利恵さん。味噌がめのふたをくるんでいる新聞紙には、「8月8日天地返し味噌らしい色になっていた」とも。
「きっとカビが生えているけど、とっちゃえば大丈夫ですよね」と言いながら、ふたを開けると……。少し白くカビが生えてはいるものの、濃い茶色に色づいた味噌は、まさにできたて! 「わ〜、いい香りがするね」という利恵さんの声に、長女の日向子ちゃんも、思わず味噌がめをのぞき込みました。
「味噌をそのままなめてごらん」。お母さんに言われて恐る恐る味噌をなめてみると、ちょっと不思議そうな顔。でも、お母さんの「おいしいね」の言葉にニッコリ。
一昨年は、まだ2歳だった次女の玉枝ちゃんと二人で大豆をつぶしてとても大変だったので、昨年は家族4人で挑戦。床中、飛び散ったみそでいっぱいになりましたが、「娘たちだけでなく、主人もかなり楽しそうでしたよ」。
「味噌や梅干しもそうですけど、きちんと昔ながらのものを食べたい、食べさせたい。うまみ調味料を使った加工品では味わえないものって、やっぱりありますよね」と言う利恵さん、今年ももちろん家族で「わが家の味噌」を作ります。


味噌作りは、家族が一緒に楽しめる「イベント」。
「“手作り”って最初は壁が大きい。でも、カタログを見て“できるかも”って思えた」

もともと「作る」ことが大好きな利恵さん。パルシステムで『ふーどの有機野菜セット』を頼んだときに入っていた生産者のお便りに感動し、「自分でも作ってみよう」と畑を借りました。その農園で行われた「手作りみそ教室」に参加したのが「手作り味噌」の第一歩。その後、パルシステムのカタログで「手作り味噌」を見て、「農園で一度経験しているし、これだけていねいにカタログに書いてあるから、一人でもできるかな」と、家で味噌作りに挑戦しました。
初回の一昨年は、2歳だった次女とふたりで大豆つぶしをしてヘトヘトに。そこで昨年は、利恵さんがフードプロセッサーで大豆をつぶし、娘さんたちとご主人がポテトマッシャーでさらにつぶす、と家族みんなで作業を分担。お父さんがみそ玉を作って、かめに投げ入れると、娘さんたちは大はしゃぎ。ちょっとしたイベント気分で盛り上がりました。
「パルシステムのカタログは、手作りの提案もあるし、生産者のこと、商品のこと、添加物のことなど、『そうだったんだ!』と発見することが多いですよね」と言う利恵さん。今年は「手作り梅干し」にも挑戦する予定です。


神奈川ゆめコープ 町野利恵さん
パルシステム歴8年。坂の上に住んでいるので、玄関先まで運んでくれるパルシステムは大助かり。自分たちで畑を借りて、農薬などを使わずに野菜を栽培中。週末には家族そろって畑に行くことも。「私たちは小さな畑で、自分たちの分だけだから、見栄えも何も気にしなくていいけど、生産者の方は大変だろうな、とより実感するようになりましたね」。

ふだんはみそ汁をあまり飲まない日向子ちゃん。「せっかくだから好きな具でおみそ汁にしようよ」と言うお母さんに、「豆腐がいい!」とうれしそう。

「今年はみんなで大豆をつぶしたから、つぶつぶが少ないね」

仕込んだ日や大豆の分量などをていねいに記す。


カタログ・マイキッチン2006年1月4回より  

手作りみその作り方(わが家の味を手作りしよう!)
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