エネルギーのしくみについて考えてみる

エネルギーのしくみが
わかると見えてくる。
環境への負荷、
安全性への不安、
減らすためには
どうしたらいい?

安心できるエネルギーを
未来につないでいくための
「考える」をこれからも。

みんなでやってみようわたしたちに
できること

    しくみを知る

    現在日本では、7割以上を化石燃料による火力発電に頼り、 原子力発電所も稼働し続けている。その影響やリスクを知ることが、「考える」の一歩に。

    2022年度 日本の
    発電電力量の割合

    出典:資源エネルギー庁「令和4年度(2022年度)におけるエネルギー需給実績(確報)」

    火力発電って?

    石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料を燃焼させて発電するため、CO₂の排出による地球温暖化への影響、資源枯渇の懸念も。日本は化石燃料を輸入に頼っており、より安定した電力供給のために、エネルギー自給率の向上が必要になる。

    原子力発電って?

    「核分裂」がエネルギー源。CO₂を排出しない利点はあるが、原発事故のリスクは避けられず、放射性廃棄物の最終処理の問題も結論が出ていない。

    再生可能エネルギーって?

    未来のためにエネルギーを
    選んでみる

    エネルギー問題の
    歴史をふりかえる

    1960年代〜
    石油依存の高まり

    高度経済成長期に入り、国内でのエネルギー需要が増加。それまでの石炭から、石油を中心としたエネルギー供給に転換し、エネルギー源の輸入依存度が高まった。

    1960

    1970年代〜
    2度のオイルショック

    情勢不安を機に起きた2度のオイルショックによって、石油価格の急騰や供給不安が発生。石油依存からの脱却をめざしエネルギー源の多様化が進むなかで、天然ガスの本格利用、原発の導入も促進された。

    1970

    1990年代〜
    原子力発電への期待

    世界で原発事故のリスクが問題視されながらも、地球温暖化に対する意識が高まり、CO₂を排出しない原子力発電が再び注目される。各国で原発への期待が高まり、新設を計画する動きが増加した。

    1990

    2011年以降
    エネルギー政策の再構築

    東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所事故の発生により、原発のリスクが再認識された。エネルギー政策の再構築が求められるなかで、再生可能エネルギーの取り組みが広がっている。

    2011

    未来に向けて行動する

    声をあげる

    地球のため、次世代のためによりよいエネルギーのあり方を考え、それを「声」にすることが未来を形づくっていきます。

    原発事故を考える

    2011年の東日本大震災により起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故。パルシステムでは、被害にあった方々を支える活動を続けています。

    topic

    海外、震災避難者、原発のある町でくらす人……
    さまざまな視点から原発を考えます。

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    エネルギーからの声

    今日使った電気
    どうやって
    できたかな?