ごはん、汁物を土台にすれば
いいことたくさん!
献立づくりのヒントを紹介します。
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お米は粒状だから自然とよく噛み、ゆっくり消化吸収されるので腹もちよし。さらに、玄米ならエネルギーだけでなく、ビタミンB類や、マグネシウム・鉄などのミネラル、食物繊維も豊富です。日本人が長年お米を主食としてきたのは、体質に合っているからとも言われています。
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汁物があるだけで、食事の満足感がぐんとアップ。だしの香りやうまみは、素材を引き立てると共に、味覚を育みます。とくに、みそ汁はお米ではとりきれない種類の必須アミノ酸を補うことができ、昔からごはんのよき相棒です。
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からだをつくるたんぱく質をしっかりと。魚や肉、ときには卵や豆腐なども活用し、食材の偏りなくメニューを選ぶのがおすすめです。
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ビタミンやミネラル、食物繊維など、からだの調子を整える栄養素は主にここから。旬の野菜をシンプルにゆでるだけでも、十分立派な一品になります。
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お米は数ある主食の中でも、水だけでおいしく調理できる食材。しかも、ごはんに合わせた食事では自然と多くの食材を取り入れられ、油脂も控えめに。栄養バランスが整います。
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ごはんと汁物という土台があれば、あとは主菜と副菜で食べたいものを自由に選ぶだけ。毎日の献立を考えやすくなります。
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ごはんと3つのお皿なら、みそや納豆、漬け物などの発酵食品、だしや煮物に使える乾物など、日本の食文化をいろいろ楽しめます。季節に合わせて旬の食材も取り入れやすくなります。
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大皿盛りばかりでなく、ひとり分ずつ取り分ければ、どんな食材をどのくらい食べればいいか、子どもにも自然と身につきます。
食事の中身を「ごはんと3つのお皿」でざっくりイメージできれば、ワンプレートやどんぶりでもOK! もちろん、余裕があったら副菜を増やしても。