<<1つ前のページへ戻るホーム > 自給飼料米の取り組み

あなたの「選ぶ」が日本の農業を守ります!

パルシステムは産地と連携し、自給飼料米の取り組みを進めています。日本の食料自給率を向上させ、耕作されないまま放置されている国内の田んぼを再生しようという試み。「自給飼料米」の挑戦に、参加しませんか!

「こめ豚」「こめ鶏」「こめ卵」の利用が“挑戦”の力になります!

商品について詳しくはこちら!

組合員の声に後押しされ、産地を超えた自給率向上の取り組みが広がっています。

「購入することで協力したい!」
産地の挑戦に、組合員からの熱い支持が。

パルシステムが豚肉の産直産地ポークランドグループ(秋田県)と連携し、飼料米を与えて豚を飼育する試みをスタートさせたのは2007年の秋。協力を申し出た近隣の米産地が、耕作放棄地や休耕田で栽培した飼料米をポークランドに提供。ポークランドでは米の配合比率について実験を重ね、またパルシステムとともに食味や肉質についてくり返しチェックを行いました。
こうして誕生したのが、「日本のこめ豚」(※仕上げ期(出荷前約75日間)の飼料の10%に、飼料米を配合。)です。
2008年2月に供給が開始されると、組合員からは予想を上回る大きな反響が――。

「輸入飼料のことを知り、考えさせられました」
「割高に感じましたが、安心と将来の安定にむけて、食べることが応援になれば」
「私たちも、生産者の努力に見合う報酬を支払うべきですね」
「コストなど問題は山積みかと思いますが、私は購入することで協力したいです!」

ポークランドグループ代表 豊下勝彦さん「日本の国土には米が合う。国内で米を生産し、その米を与えて家畜を飼育することで、海外依存型の畜産を変えていきたい」

米沢郷牧場・飼料米生産者 横山裕一さん「水田を維持するには、米を作るのが一番。耕作放棄地が増えるいま、飼料米を栽培することで自給率の向上に貢献できればうれしいです」

 

「日本のこめ豚」の出荷頭数は大幅に拡大。
自給飼料米の取り組みは、鶏肉産地にも発展。

輸入に頼った日本の畜産のあり方に疑問を抱いて立ち上がった畜産生産者と、先祖代々受け継いできた田んぼが荒れていくことを憂う米生産者。ここに、食料自給率の低迷に危機感を抱いていた組合員が加わり、取り組みは大きく前進。2008年度には約2,800頭(飼料米の栽培面積は11ヘクタール)だった「日本のこめ豚」の出荷頭数は、2009年度には約5,000頭、2010年度は前年の3.6倍となる約18,000頭(同83ヘクタール)にまで拡大を予定しています。生産規模だけではなく、飼料中の飼料米配合比率をさらに上げた豚肉や、飼料米を使用した鶏肉生産への挑戦へもつながっています。

豚肉産地

ポークランドグループ(秋田県)

秋田県・岩手県産の飼料米を使用
(産直産地・JAかづの、JA新いわてを含む)

首都圏とんトン協議会(千葉県・神奈川県)

千葉県産の飼料米を09年度より使用予定

鶏肉産地

米沢郷牧場(山形県)

国産の飼料米・規格外米を使用

までっこチキン生産者連絡協議会(岩手県)

国産の飼料米を使用(産直産地・JA新いわてを含む)

北浦しゃも農場(茨城県)

茨城県産の飼料米を09年度より使用予定(産直産地・JAやさとを含む)

卵産地

トキワ養鶏(青森県)

親鶏の飼料に青森県産の飼料米を配合

自給飼料米に取り組む畜産産地マップ

 

自給飼料米の取り組みから生まれる、さまざまな“価値”とは?

*本ページの内容は2009年9月時点の情報です。

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