3月11日に発生した東日本大震災は各地に甚大な被害をもたらしました。1万5,000名を超える方々が亡くなり、今も8,700名もの方々が行方不明となっています。また震災から2カ月半が経った現在も10万名を超えるみなさんが避難生活を送っています。
3月28日(月)から5月6日(金)までの6週間、組合員のみなさんにカンパの呼びかけをしたところ、多くのみなさんにご賛同いただき、過去に例のない、たくさんのカンパ金が寄せられました。心よりお礼を申し上げます。
お寄せいただいたカンパ金は、ご案内したとおり被災した各県が開設する口座に送金します。以下、カンパの金額、カンパを送金する県や金額についてご報告させていただきます。
1.カンパ総額
4億29万5,100円ものカンパが寄せられました。みなさまのご協力に心より感謝申し上げます。
項目 |
集計結果 |
カンパ総額 |
4億29万5,100円 |
お申込み人数(延べ人数) |
25万933人 |
口数(300円・1,000円合計) |
49万3,729口 |
2.カンパをお届けする県と金額配分
寄せられたカンパは、宮城県、福島県、岩手県、茨城県、千葉県、栃木県、青森県の7つの県に送金します。
送金金額と配分の比率は以下の表の通りです。
県名 |
配分予定額 |
比率 |
宮城県 |
170,178,588円 |
42.50% |
福島県 |
150,174,962円 |
37.50% |
岩手県 |
50,908,796円 |
12.70% |
茨城県 |
17,874,943円 |
4.50% |
千葉県 |
5,677,109円 |
1.40% |
栃木県 |
3,116,331円 |
0.80% |
青森県 |
2,364,371円 |
0.60% |
合計額 |
400,295,100円 |
100% |
【ご説明】
- 被災したすべての都道県に送金するのではなく、被災が大きな7つの県に送金します。
- 各県の配分は、日赤等と被災地方自治体で作る「義援金配分割合決定委員会」の義援金第1次配分割合の考え方に準じ、各県の被災状況(5月13日現在)を元に計算をしています。
- 「被災者支援を目的とした募金活動」との趣旨から、各県の「義援金」窓口に送金します。災害復旧及び復興事業の財源となる「寄附金」は、今回の送金対象とはしません。
- 表の金額に、店頭カンパや職員カンパを加えて送金します。
- 送金は2回に分けて行います。被災状況に変化が生じた場合、2回目の送金にて配分額の調整を行います。
みなさまからお預かりした大切なカンパ金です。送金にあたっては各県庁などを訪問しお渡しする予定です。訪問は6月上旬を予定しております。こちらにつきましても、ホームページなどでご報告しています。
このたびのカンパにはみなさまから多大なご協力をいただき、誠にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
【関連リンク】
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