■「今こそ生協の出番」多くの参加者が集まりました

会場の様子(池袋サンシャイン文化会館) |
パルシステムグループでは、毎年6、7月の2カ月間に環境キャンペーン「100万人のエコ・アクション」を展開し、「『私にもできる』を見つけよう!はじめよう!」として組合員に呼びかけています。
5月26(火)には、日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連)中央地連が主催する「コープ みんなでエコ!2009―これまでも・これからも・コープがつくるエコ社会」に会員生協のドゥコープ、パルシステム神奈川ゆめコープ、コープやまなし、パルシステム連合会も参加しました。連合会を含め23の生協と環境省が参加し、組合員や役職員など多くのみなさんが集まりました。
■無理をしないで環境に配慮した生活を提案
当日は、ミニ講演会、リレートーク、ブース展示の順に行われました。ミニ講演会には、国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センターの森口祐一センター長が「日常生活と地球温暖化とのかかわり」をテーマに、ごみ問題と家庭からのCO2排出状況、3Rによる温室効果ガス削減について解説しました。家庭でのCO2排出量削減については、家電製品や自動車などで、排出量を表示できる「見える化」に期待できるとし、日ごろから意識できるような生活を呼びかけました。
リレートークでは、パルシステム神奈川ゆめコープの増田和美常任理事が「エコ・アクション・カレンダー」を紹介。「無理するのではなく『クールでナチュラル』を合言葉に、活動を進めていきます。組合員のくらしと生協の事業を融合させてCO2を削減できる仕組みをつくりたいと思います」と話しました。
■各生協と環境省の活動報告

パルシステム連合会のブースも大盛況 |
ブース展示は、参加した各生協が環境への取り組みを紹介しました。環境省からは、12月にデンマークで開催され、ポスト京都議定書について話し合われる「第15回気候変動枠組み条約締結国会議」(COP15)へ向けたエコメッセージを募集する出展がありました。そのほか、環境に配慮した料理、工作の紹介、3Rの取り組みなどのパネル展示が行われました。
パルシステムグループからは、ドゥコープが「マイ箸づくり」、パルシステム神奈川ゆめコープが「蕪栗沼エコツアー」、コープやまなしは「バイオディーゼル」、パルシステム連合会は「100万人の食づくり」運動などの取り組みを紹介しました。
ブース展示では、展示をよく見れば答えが分かる「クイズラリー」も企画されました。正解者には「お楽しみエコグッズ」プレゼントの抽選もあり、参加したみなさんは熱心に各ブースを訪れていました。
閉会にあいさつした副実行委員長の齋藤文子・パルシステム神奈川ゆめコープ理事長は「どれも家庭での省エネ、CO2削減にふさわしい内容でした。1人ひとりの行動が大きな流れとなり、うねりとなって活動を広げていけることが確認できたと思います」と締めくくり、熱気が残るまま閉幕しました。
<参考>
パルシステム「100万人のエコ・アクション」
「コープみんなでエコ!」
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