■1985年から、24年目の「タオルを贈る運動」

贈られたタオルを手にする生産者 |
パルシステム連合会は、今年も「牛乳の生産者へ タオルを贈る運動」に取り組みます。
牛乳生産地の酪農家に生協組合員の家庭に眠っているタオルを贈り、搾乳作業に利用していただく「牛乳の生産者へ タオルを贈る運動」。
この運動は、生協組合員が北海道根釧地区の産地を見学した際、「よい原乳を出すためには牛の乳房を拭くタオルがたくさん必要」と生産者から聞いたことがきっかけで始まりました。
1985年から取り組みを開始し、今年で24年目。毎年、パルシステムの商品カタログ誌面で呼びかけ、組合員の皆さんからタオルを預かり、牛乳の生産者に届けています。
■厳しい生産現場へ、応援の気持ちをこめて、2008年は11万6548枚のタオルが集まりました

2007年度116548枚、23年の累計で約160万枚(2008年度パルシステム産直データブックより(下グラフも同様)) |
現在、消費の伸び悩み、配合飼料の価格高騰による生産コストの増大で、牛乳生産者は厳しい状態に置かれています。生産者との交流会やタオル贈呈式、また商品カタログなどで酪農家の現状を知った組合員のみなさんから、応援の気持ちをこめて集まるタオルとメッセージの数は、2005年から年々増加しています。
2008年には11万6548枚のタオルと8,153通のメッセージを牛乳生産者に贈り、この23年間で産地に贈り続けたタオルの累計は約160万枚を越えました。
みなさまのご協力に感謝いたします。
■2月2日(月)〜13日(金)、タオルとメッセージをお預かりします

組合員数の推移(パルシステムのホームページより)組合員数の伸びに比べ、一人当たりの利用量は大幅に減少 |
24年目となる今年は、2月2企画の商品カタログ(1月26(月)〜30日配布)裏面で、タオルとメッセージの募集を呼びかけます。
回収は、2月2日(月)から13日(金)まで、商品のお届け時にいたします。
寄せられたタオルとメッセージは、パルシステムの牛乳産地、北海道、埼玉県、岩手県の3つの地域へお届けします。
■牛乳生産者から感謝の言葉

「こんせん72牛乳」の生産者、市川登美江さん |
昨年、11月5日に根釧地区の女性酪農家の皆さんをお招きして開催した「女性生産者交流会」(※)で「こんせん72牛乳」の生産者、市川登美江さんは、「タオルを贈る運動で頂いたタオルは、搾乳時に牛の乳房をきれいにふくために役立っています。
みなさんのお気持ちに、本当に感謝しています。酪農の現状は確かに厳しくなっていますが、完全栄養食品をつくっているという誇りを持って日々仕事をしています」とあいさつされました。
厳しい生産の現場にあって、みなさんから届く温かいメッセージやタオルは、生産者のおいしい牛乳作りへの励みとなっています。
パルシステムは、畜産や酪農にとって厳しい状況が続く中、この運動への賛同者が増え、牛乳の消費量増加につながることを願っています。
ぜひ、みなさんのご協力をお願いいたします。
■第24回「牛乳生産者へタオルを贈る運動」
募集内容:タオルと牛乳生産者へのメッセージ
募集期間:2月2日(月)〜2月13日(金)
提出方法:商品配送時にパルシステムの配送担当者が回収
*タオルとメッセージをいっしょにして保冷箱に入れてください。(タオルをぬらさないようにご注意ください)
*詳しくは商品カタログ2月2回(配布1月26日(月)〜1月30日(金))裏面をご覧ください。

搾乳前にタオルで牛の乳房をふく |
【こんなタオルをお願いします】
- 色は白がベスト(牛の乳房などを拭いているときに出血等がわかるため)
- 色柄物でも構いません(作業用具などの清掃に使います)
- 大きさは、フェイスタオルぐらいの大きさがベスト。バスタオルもOKです
- のし紙や袋はそのままでも大丈夫です
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