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掲載日:2008年10月15日

「バケツ稲 収穫祭in東京おもちゃ美術館」を開催しました
パルシステムは、10月11日(土)、「東京おもちゃ美術館」(新宿区四谷)にて、「バケツ稲収穫祭」を開催しました。このイベントに、「100万人の食づくり運動」の食育企画「バケツ稲」取り組んだ組合員家族5000組から、30組の家族を招待し、パルシステムの役・職員も含め111名が参加しました。

パネルを読んで「田んぼの生きもの
クイズ」に挑戦

■自分で育てた稲が「お米」になる喜びを味わう「収穫祭」

 パルシステムでは、2008年度、「いのち」の源としての「食」を見つめなおす「100万人の食づくり」運動(*1)を展開しています。

 現在、ホームページやリーフレットで展開中の「おにぎりキャンペーン」などお米に関する多彩なイベントやキャンペーンを行っています。自宅でお米作りを体験する「バケツ稲」には生協組合員5000組の家族が取り組みました。

 10月11日には、「バケツ稲」に取り組んだ5000組の家族の中から30組を招待し、東京おもちゃ美術館(新宿区四谷)にて「バケツ稲収穫祭」を開催しました。


■バケツ稲に取り組んだ5000家族から30組を招待

すり鉢とボールでの「もみすり」は、
親子で協力

 当日、会場の東京おもちゃ美術館には、組合員家族25組、74名とパルシステムの役・職員、生産者など37名、合計111名が集まりました。

 体育館での開会式では、パルシステム連合会の栗田典子商品本部副本部長が「バケツ稲に取り組んだ5000組の内、200人を超える応募者から厳正な審査で選んだ30組の家族のみなさんを今日、招待いたしました。パルシステムは「100万人の食づくり」運動に取組んでいますが、これは、“食べる”という営みをもう一度見直し、消費者も食べ物を作るということにもっと積極的に関わる必要があると思ったからです。この収穫祭で、そのことを実感して欲しいと思います」とあいさつしました。


昔の農機具で脱穀体験

 続いて、東京おもちゃ美術館の多田千尋館長は、「おもちゃ美術館は、戦前、昭和10年に建てられた旧四谷第四小学校の伝統ある建物を受け継ぎ、今年4月にリニューアルオープンしました。人の成長には、体の栄養としての「食べもの」と心の栄養となる「おもちゃや遊び」の両方が必要です。必要不可欠なものを提供しているという点でパルシステムの取り組みと共通点があると考えます」とあいさつされました。


展示パネルを見る農林水産省の
大坪総合食料局流通加工対策室長

 石破農林水産大臣の代理として出席された農林水産省の大坪正人総合食料局流通加工対策室長は、この間の事故米不正転売事件についてのお詫びを述べた後「パルシステムの『100万人の食づくり』運動や食育の取り組みは、現在の日本に必要な、大変質の高い取り組みだと考えます。唯一自給可能な作物である、お米作りの楽しさや苦労をこのイベントで体験してください」と述べられました。



■持ちよったもみの「もみすり」「田んぼの生きものクイズ」「昔の農機具体験」

自分で作ったおにぎりはおいしい

 開会式後、参加者は「田んぼの生きものクイズ」、自分で育てた稲の「もみすり」、「昔の農機具体験」に挑戦しました。クイズでは、パルシステム特製の田んぼの生きものキラキラバッジが、正解数分もらえるとあって、ヒントの書かれた展示パネルを真剣に見ながら、回答を書いていました。

 農機具体験では、昔実際に使われていた足踏み式脱穀機に子どもたちが次々挑戦していました。

 各自持ちよったもみの、すり鉢とボールを使っての「もみすり」では、父親、母親、子どもが代わる代わる、協力しながら奮闘していました。初めてのもみすりに、生産者に力加減やコツを尋ねる姿も見られました。

 20分ほどかかって、もみすりが済んだお米は、各家庭ごとに精米機で白米にしました。参加者は、育てた稲がお米になるまでの過程を体験し、できたお米は各自持ち帰りました。


■昼食は「家族でおにぎりづくり」

 全員がもみすりを終え、館内にて、昼食のおにぎりづくりをしました。お米は、「バケツ稲」と同じJAつくば市谷田部のふーど米、具は、組合員のみなさんに好評の「鮭ほぐし」「南高梅干(赤)」、かつおぶしとチーズが準備されました。

 参加者は、家族ごとにテーブルにつき、パルシステム東京の福家美奈子さん他4人の食育リーダーのアドバイスを受けながら、おにぎりを作りました。わが子が初めて握ったおにぎりに目を細める父親や「自分で作ったおにぎりはおいしい」と大きな口を開けて食べる子どもたちの笑顔が会場に広がりました。

 「おにぎりキャンペーン」のおにぎりリーフレットでも紹介した「おかかチーズ」の具も好評で、「初めて食べましたが、意外においしくてびっくりしました」との声もありました。


■ちば緑耕舎の生産者の協力で、もちつき体験

もちつき体験の様子

 昼食後は、園庭にて、もちつき体験をしました。産直産地、ちば緑耕舎の生産者のみなさんの協力により、北海道産の「白鳥もち米」をみんなでつきました。


 子どもたちは、年齢に応じた大きさの杵を使い、ひとり5回ずつ順番にもちつきを行いました。生産者やお父さん達の力も借りて、つきあがったお餅は、全員できなことあんこで食べました。


ちば緑耕舎のみなさんのあいさつ

 閉会式では、このイベントにご協力頂いた、ちば緑耕舎(千葉)の生産者やホクレン(北海道)、全農パールライスのみなさんが紹介されました。

 参加者の小学生は「おにぎりづくりやもちつきを体験できてとても楽しい一日でした。来年もぜったいに来たいと思います!」と話し、盛んな拍手が起きました。



【資料】

(※1)「100万人の食づくり運動」主な取り組み

・2007年度は10万人が登録「予約登録米」(4月3回〜5月5回の受付)

2007年産予約登録米(受付は終了しております。)

・お米が育つ様子を身近に感じる「バケツ稲」企画(5月3回)

・田んぼを守ることが多様な生態系の保全につながることを学ぶ「ごはんおかわりシールブック」企画(6月1回)

・「ごはん+汁物」スタイルの提案(9〜10月、カタログ紙面にて)

・「おにぎりキャンペーン」(通年)

・7つの商品を通して商品づくりへの思いを伝え、「選ぶ」を提案(通年)などを予定しています。


詳しくは、以下のページをご覧ください

「100万人の食づくり運動」キャンペーン

おにぎりキャンペーン「100万人のおにぎり大調査」




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