減らす、
切り替える
プラスチックがもたらす地球環境への負荷を減らすため、パルシステムはリデュースを基本に、環境負荷の少ない素材への切り替えやリユース・リサイクルの取り組みを進めています。
プラスチックの原料は、有限な石油資源。そして、プラスチックごみのほとんどが、焼却や不法投棄され、CO2排出と海への流出による海洋汚染が深刻化しています。
パルシステムでは、2017年に3カ年計画として「プラスチック排出総量削減」の取り組みをスタート。現在は、2030年度までに25%削減(2021年度比)の目標を掲げ、さらなるプラスチック削減と資源循環型社会の実現を目指しています。
「プラスチックの使用量を減らす」「環境負荷の少ない素材に切り替える」というふたつの視点で、メーカーの理解と協力のもと商品の容器包装と付属品の改善を行っています。商品一つひとつの影響力は小さく見えても、173万人の組合員による年間利用が大きな削減に繋がっています。
商品をお届けする際に使用する、発泡スチロール製の保冷箱や折りたたみコンテナの環境対応に取り組んでいます。
折りたたみコンテナは底面と上部の枠部分を再生プラスチックにすることで、約半量の切り替えを実現。発泡スチロール製の保冷箱は、2023年に再生プラスチック100%の身箱を試験導入しまた。ふた部分も、2024年より再生プラスチック100%で一部で導入しています。
パルシステムでは、カタログや商品をまとめて入れている「まとめ袋」をはじめ、「米袋」や「富士の天然水ボトル」の回収を呼びかけるキャンペーンを展開。組合員との協力のもと、リサイクル資源の回収を強化し、資源循環に貢献します。
Topic
B to Bでくり返し使う
備蓄に強い商品を望む声が高まった東日本大震災をきっかけに、パルシステムはこれまで導入を見送ってきたペットボトルを商品化。難しいとされたリサイクル技術「ボトルtoボトル(BtoB)」を確立し、100%リサイクル原料の「富士の天然水ボトル」が誕生しました。
B to Bでくり返し使う