プラスチック削減・環境配慮

減らす、
切り替える

プラスチックがもたらす地球環境への負荷を減らすため、パルシステムはリデュースを基本に、環境負荷の少ない素材への切り替えやリユース・リサイクルの取り組みを進めています。

何が問題?
どう減らす?

プラスチック製容器包装の排出総量2030年度目標と推移

パルシステムのプラスチック製容器包装の排出総量は、2021年度に4,762t、2022年度に4,464t、2023年度に4,250tでした。2030年度には2021年度比で25%削減の3,571tを目標にしています。

プラスチックの原料は、有限な石油資源。そして、プラスチックごみのほとんどが、焼却や不法投棄され、CO2排出と海への流出による海洋汚染が深刻化しています。

パルシステムでは、2017年に3カ年計画として「プラスチック排出総量削減」の取り組みをスタート。現在は、2030年度までに25%削減(2021年度比)の目標を掲げ、さらなるプラスチック削減と資源循環型社会の実現を目指しています。

プラスチック製容器包装の排出総量2030年度目標と推移

容器包装と
付属品を見直す

削減実績 625品目 削減実績 625品目

「プラスチックの使用量を減らす」「環境負荷の少ない素材に切り替える」というふたつの視点で、メーカーの理解と協力のもと商品の容器包装と付属品の改善を行っています。商品一つひとつの影響力は小さく見えても、173万人の組合員による年間利用が大きな削減に繋がっています。

  • 1.2023年度のプラ削減マーク付与商品
しめさば(国内産)

しめさば(国内産)

包装を小さくし、プラスチック重量10gのうち30%の削減を実現。
産直野菜で作った 糖しぼり大根(刻み)200g

産直野菜で作った 糖しぼり大根
(刻み)200g

従来のパッケージよりもサイズダウン。
『国産そば粉の信州ざるそば(流水)200g×3』は年間224kgを削減

国産そば粉の信州ざるそば
(流水)200g×3

プラスチック重量7gのうち、28.6%の削減を実現。
地球の未来にまじめなボディソープ(紙パック)

地球の未来にまじめな
ボディソープ(紙パック)

お風呂場で使える業界初の紙パック容器を開発。使用後は回収し、リサイクル。
  • パルシステムの既存品比
お料理セット

お料理セット

白いプラスチックトレーを紙製に変更。素材を入れる袋はプラスチックのままでも、1セット当たり25g→7gに削減。
キャロっとさん/飲む国産野菜!(1日分)は年間約3.0t削減

キャロっとさん/
飲む国産野菜!(1日分)

ストローを紙に切り替え、1本あたり0.66gのプラスチックを削減。紙ストローの原料も、適切な森林管理のもとに作られた木材を使用。

物流資材を変える

削減目標 25%[2] 削減目標 25%[2]

商品をお届けする際に使用する、発泡スチロール製の保冷箱や折りたたみコンテナの環境対応に取り組んでいます。

折りたたみコンテナは底面と上部の枠部分を再生プラスチックにすることで、約半量の切り替えを実現。発泡スチロール製の保冷箱は、2023年に再生プラスチック100%の身箱を試験導入しまた。ふた部分も、2024年より再生プラスチック100%で一部で導入しています。

  • 2.2030年までの削減目標(2021年度比)

リサイクルを強化する

回収実績[3] まとめ袋356万枚 米袋20万枚 富士の天然水ボトル 31万本 回収実績[3] まとめ袋356万枚 米袋20万枚 富士の天然水ボトル 31万本

パルシステムでは、カタログや商品をまとめて入れている「まとめ袋」をはじめ、「米袋」や「富士の天然水ボトル」の回収を呼びかけるキャンペーンを展開。組合員との協力のもと、リサイクル資源の回収を強化し、資源循環に貢献します。

  • 3.2023年5月~6月実施キャンペーン実績

Topic

ペットボトルは
「富士の天然水」[4]だけ。

B to Bでくり返し使う

B to Bでくり返し使う

備蓄に強い商品を望む声が高まった東日本大震災をきっかけに、パルシステムはこれまで導入を見送ってきたペットボトルを商品化。難しいとされたリサイクル技術「ボトルtoボトル(BtoB)」を確立し、100%リサイクル原料の「富士の天然水ボトル」が誕生しました。

  • 4.パルシステム東京では、「富士の天然水」の取り扱い・回収は行っていません。
B to Bでくり返し使う

B to Bでくり返し使う