そのひと口にも 産直が詰まってる
#いろんな商品に「物語」 #産直原料を使った商品づくり
便利なあの冷凍食品、
お気に入りのごはんの友、
いつも使っている
『お料理セット』。
使われている材料が
あの産地のものなんだ。
日々のふとした瞬間も、
地域とつながっている。
畑のもったいないを
食卓のおいしいに
#野菜くらぶ・グリンリーフ(群馬県)
#産地と二人三脚で商品開発
全国複数の地域に産地を持つ野菜くらぶ。群馬県にあるグループ会社のグリンリーフでは、産地でとれた野菜を使い、『産直野菜で作った糖しぼり大根』や『茎が長めのブロッコリー』、『お料理セット』などを製造しています。
安定して出荷するために、産地ではある程度の余剰を見込みながら栽培しています。しかし、ときには「大豊作」でとれすぎてしまうことも。その多くを廃棄していた状況を変えようと、パルシステムと商品開発に取り組みました。
余剰青果を冷凍野菜に。形が悪く出荷ができない規格外の白菜や、病気によって黒くなってしまった一部分を取り除いた大根を漬け物に。これまで廃棄するしかなかった青果が、新たな商品として生まれ変わりました。
また、産地とメーカーが一体という強みを生かし、規格外の野菜もフル活用。『お料理セット』の商品開発・製造を手がけ、野菜をいちばんおいしく食べる方法を知り尽くした同社ならではの商品を生み出しています。
「生産者と消費者をつなげるという考えが根底にある、パルステムとだからこそできる商品開発です」と、野菜くらぶとグリンリーフの代表である澤浦彰治さんは話します。
産地で作られたものを地元で加工すれば、地域に雇用が生まれ、地域の活性化にもつながります。パルシステムではこれからも、産直原料を生かした商品開発を通じ、組合員と産地をつなぐ役割を果たしていきます。
どうやって育ったか
ぜーんぶわかる冷凍野菜
#イシハラフーズ(宮崎県)
#栽培も加工もおまかせ
産直原料を使ったパルシステムの冷凍野菜『九州のほうれん草(カット・バラ凍結)』や『宮崎のささがきごぼう』。製造しているのは、宮崎県都城市にある冷凍野菜専門のメーカー「イシハラフーズ」です。
イシハラフーズは、青果の卸業を営む会社として創業したのち、「輸入野菜に押される日本の農業、地域の産業を守ろう」と冷凍加工事業を開始。そして2003年には、冷凍工場から30分以内の場所に自社農場を立ち上げました。
ほうれん草や枝豆は、収穫から冷凍まで最短2時間です。自社で一貫製造を行い、履歴や工程がすべて明らかな商品づくりは、安全・安心を追求するパルシステムの思いとも合致。2008年に産直提携を結びました。
「産直」という関係になったからこそ、産地との距離をいっそう縮めていくことができます。毎年の産直会議の開催や学習会は、お互いの理解が深まる機会に。2025年12月には組合員が産地を訪れ、「公開確認会」を行いました。
商品のパッケージに記載されているロット番号から、野菜がいつ、どうやって育てられたのかをたどることができるシステムも構築しています。産地になかなか行けない組合員も、栽培の履歴が手にとるようにわかります。
作る人と食べる人がかかわり合い、その地域やメーカーのファンになること。そんな関係性を育むことが、いっしょにこの先の「食」を守っていくための大きな力になります。
えりもの昆布は
山と海の恵みから
#えりも漁業協同組合(北海道)
#昆布を食べて応援
パルシステムのオリジナル商品『産直ごま昆布』。原材料の昆布は、産直産地・えりも漁業協同組合でとれる天然の日高昆布です。パルシステムの『国産丸大豆しょうゆ』と『花見糖』のみで味付けをした、シンプルさが魅力です。
かつてえりもの町は、過度な伐採や開拓により森が失われ、「えりも砂漠」と呼ばれた歴史があります。はげ上がった山の砂が海へ降り注ぎ、昆布の生育に大打撃を与えたのです。漁師たちは、えりもの山の復活をめざし、緑化事業をスタート。
植樹活動などによって、少しずつえりもの自然は取り戻されました。「山を守らなくては」という思いは、今も受け継がれています。パルシステムはその取り組みに共感し、2014年に産直協定を結びました。
だからこそ、えりもの昆布を商品に活用することには、大きな意味がありました。開発時、メーカーの担当者が「今までで一番おいしい佃煮ができました」と太鼓判を押したほどのごま昆布が誕生しました。
えりも漁協では、毎年「浜の母さん料理教室」を開催し、産地のことや昆布を使った料理を紹介するなど、交流も積極的に行っています。産地にとっても、自分たちの取り組みを知ってもらうことは、やりがいにつながっています。
毎日の食卓に利用しやすい加工品に活用することで、組合員も商品や産地がぐっと身近に感じられます。産直原料を使った商品が、産地の人の顔や、環境の取り組みを知るきっかけを広げていきます。
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