
未来に残したい 農業って何だろう
#食べる人もいっしょに #環境にやさしい農業を広げる






「おいしいね」が
これからもずっと
続いていくように
環境のこと、
この先の農業のこと、
今、みんなで考えたい。
「仲間」だから
できることがたくさん。




農業の「あたりまえ」を
いっしょにつくっていく
#パルシステムの独自基準
#農薬削減プログラム

化学合成農薬をできるだけ使わずに栽培する、パルシステムの青果。それは、安全・安心な作物を届けるだけではなく、環境に負担をかけないという意味でも大きな役割があります。
それを推進するための取り組みが、1998年にパルシステムと生産者とで作った「農薬削減プログラム」です。これは、パルシステム独自の栽培基準である、「コア・フード」「エコ・チャレンジ」のベースとなるもの。
使用をひかえる化学合成農薬の種類や、使う量の指標を決め、時代や状況に合わせて改訂しながら運用してきました。過去には、若手生産者とともに、新しい基準を作るチャレンジをした歴史も。

この先は、「持続可能な農業を考えること」がいっそう求められています。農家の減少、厳しい猛暑、農薬や肥料などの価格高騰⋯⋯。さまざまな課題に直面し、栽培の厳しさが増しているからです。
環境にも、人にもやさしい農業を、もっとあたりまえに。「守る」だけではなく、ポジティブな影響を与えられるように。食べる人と作る人のお互いの理解で、「未来に続く農業」がつくられていきます。


仲間がいるから
百人力!
#生産者同士のつながり
#広がる技術交流の輪

パルシステムの「農薬削減プログラム」を実践し、栽培技術の底上げをはかっていくために、なくてはならなかったものが、産地同士の技術交流や研修会などの取り組みです。
年に2回、近郊の産地が一同に集まる場で、栽培実験をしたり、お互いの畑を視察。オープンな形の交流を、20年以上続けてきました。九州など遠方の産地に、みんなで出向くこともあります。
さらに、近年スタートしたのが「オーガニック技術交流会」です。有機栽培に取り組む生産者から、「栽培技術の情報交換がしたい」という声があがったことが、開催を後押ししました。

農業には、「経験」も欠かせないもの。栽培するうえで困難にぶつかることが多い、若手の新規就農者からも、「直接相談できる場があるのはうれしい」と喜びの声があがるといいます。
猛暑の対策も目下の課題。有機で作る生産者も、エコ・チャレンジ基準で作る生産者も、それ以外の方法で作る生産者も、関係なく話し合える場づくりをめざしています。
こうした産地間の壁をなくし、横の連携をはかる取り組みは、ほかではなかなか見られないもの。こうして培った技術が、現在もこれからも、パルシステムの青果の品質を支えていきます。

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