Sanchoku Action

遺伝子組換えでない
食品をつくる

今、世界中で栽培面積が増え続けている遺伝子組換えの作物。自然界への影響や一部の多国籍企業による種子の独占が問題視されていますが、輸入作物が7割をしめる日本において、避けることは簡単ではありません。油や加工品の原料、鶏や牛など家畜の飼料など、私たちの気付いていないところにも使われているのが現状です。

パルシステムではそんな遺伝子組換えに「NO!」の姿勢を貫きます。

たとえば『圧搾一番しぼり菜種油』では、州として遺伝子組換え作物の栽培を禁止している南オーストラリア州の、さらに離島という好条件のもとで生産を行っているカンガルー島の生産者と産直協定を締結。

ほかにも『いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳』、「コア・フード」の卵や肉の産直産地では、すべて遺伝子組換え農作物の混入を防ぐため分別生産流通管理した飼料を使用しています(地域の食品工場などから出るおからや米ぬかなどの未利用資源については、不分別を認めることがあります)。

これらの商品を使うことが、取り組み続ける生産者や製造元を応援することにもつながっています。

『コア・フード牛肉』の産直産地のひとつ、宮北牧場(北海道)で栽培している飼料用とうもろこしの畑。国産飼料や食品副産物を活用し、飼料を自給することで、遺伝子組換えのとうもろこしを使わない飼育を実現しています。