パルシステムごはん部

ごはんづくりのNEW問答No.37

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2026.9.3

「根菜がかたくて食べられないのが嫌で、つい炒めすぎてクタクタになってしまいます。野菜の切り方や入れるタイミング、火力の加減など、適度に歯ごたえの残る野菜炒めを作るコツが知りたいです。」(Mさん 40代)

A -anser-

気を付けるのは野菜を入れるタイミングだけ!

今回の回答者
料理人・文筆家 稲田俊輔さん

家庭の野菜炒めは慌てず中火で◎

野菜炒めというとどうしても、「火の通りが均一になるようにカットした野菜を強火で一気に炒める」というイメージが強いかもしれません。

しかしこれはあくまで飲食店の環境に向いたやり方です。火力などの環境の全く異なる、そしてプロのように思い切った量の油を使うこともおそらくためらってしまうであろう家庭で、無理してその真似をする必要はありません。

家庭でちゃんと火が通りつつシャキッとした食感も残るおいしい野菜炒めを作るコツは、強火にこだわらないことです。むしろ慌てず中火で作るのがおすすめ。そのためにはまず野菜を「Aチーム」と「Bチーム」に分けます。

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まずは食材を硬さでチーム分けして

Aチームは硬い野菜です。玉ねぎや人参、キャベツの葉脈部分、きのこなど。まずはこちらをゆっくり炒めます。強火である必要はありません。むしろ中火でゆっくり炒めたほうが、野菜の甘みも引き出せます。お肉などを入れるなら、この時に一緒に炒めます。

Aチームに火が通ったら、次はBチーム。こちらはキャベツの柔らかい葉の部分やもやしなど、つまりあっという間に火が通る野菜です。こちらを加えて混ぜたら、もうほぼ完成です。あとは味付けをしているうちに勝手に程よく火が入るでしょう。

柔らかく甘みのあるAチームとシャキシャキしたBチームのハーモニーが楽しめる、この「慌てない野菜炒め」、ぜひお試しください!

Hint!

野菜炒めで野菜たっぷりちゃんぽん

こうやって作った野菜炒めは、麺類のトッピングにもなります。この時はきゅうりも使っています。意外かもしれませんが、きゅうりもAチーム、つまりじっくり火を通した方がおいしい野菜です。

今回の回答者
料理人・文筆家
稲田俊輔(いなだ・しゅんすけ)さん

料理人として南インド料理店「エリックサウス」をはじめとする飲食店をプロデュース。その傍ら、レシピ本やエッセイの執筆、SNSでのフォロワーとの質疑応答など、食への愛があふれる発信を積極的に行っている。近著に『稲田俊輔のおそうざい十二カ月 旬を味わう一汁三菜』(暮しの手帖社)など。

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