日々のごはんをおいしく食べるためには、保存も大切。
炊く前のお米と、炊いたあとのごはん、 それぞれの保存法までマスターしちゃいましょう。-
米袋は、じつは通気のため目に見えない穴が開いていたり、いつのまにか小さな傷が付いたりしているもの。専用の米びつか、密封できる保存容器などにすべて入れ替えましょう。
一番の大敵は、湿気・水分。においも付きやすいので、高温多湿を避けて、においが強いものを隣に置かないようにしましょう。
開封してから30日程度で食べきることをおすすめします。
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ラップや密閉容器に、1食分に分けて粗熱をとります。平たくしておくと、温め直したときに熱がムラなく通りやすくなります。
ごはんは炊き上がると、でんぷんの老化が始まります。徐々に変色したり、においが出てきたりするため、長時間の保温や冷蔵保存はなるべく避けたほうがよいでしょう。
炊飯器に放置して水分が飛んでしまった残りごはんは、チャーハンや雑炊にしましょう! チャーハンはいとも簡単にパラパラになり、雑炊もふやけすぎずほどよい食感に。
監修:
ごはんソムリエ・佐野正和
パルシステムの米穀担当。「真っ白な炊きたてごはんが大好き。それさえあれば、おかずは何でもいいです。 1日1膳でも多く、みなさんにごはんをおいしく食べてほしいです!」