パルシステムごはん部

#ここだけのおいしい話- No.01 -

#ここだけのおいしい話- No.01 -

料理人・文筆家
稲田俊輔さん
いなだ・しゅんすけ

料理人として南インド料理店「エリックサウス」をはじめとする飲食店をプロデュース。その傍ら、レシピ本やエッセイの執筆、SNSでのフォロワーとの質疑応答など、食への愛があふれる発信を積極的に行っている。

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Data : 2024.5.31

  • カード1枚目。タイトル:汁物が好きすぎる料理人が推す、うまみを楽しむスープ3選。話し手:稲田俊輔さん。一言:最後の晩餐は、汁物がいい。
  • カード2枚目。第3位:冷蔵庫の残り野菜、何でも丸ごと!黄金比率ポタージュ。お好み野菜2、玉ねぎ1の割合で、甘みと深みがアップ! お好み野菜のおすすめは、ブロッコリーや人参。
  • カード3枚目。黄金比率ポタージュ作り方メモ。お好みの野菜 合わせて200g、玉ねぎ 100g、水 150mlを小鍋に入れ、ふたをして中火で加熱。やわらかくなるまで蒸し煮。この時、うっかり焦がさぬよう注意。次に、牛乳 150mlを加えて、ミキサーにかける。塩 3g(小さじ1/2)を加えてできあがり。
  • カード4枚目。第2位:調味料も具もいらない、完璧なチキンスープ。うまみが濃いのに脂が多すぎない鶏ムネ肉がいちおし。うまみ成分の「グルタミン酸」と「イノシン酸」を両方含む。一石二鳥の食材!
  • カード5枚目。完璧なチキンスープ作り方メモ。水 800ml、鶏ムネ肉 300gを鍋に入れ、中火で加熱。沸騰したら、あくを取り除く。塩 少々を加えて火を止めふたをする。粗熱がとれたら鶏ムネ肉を取り出してできあがり。加熱する時に香味野菜やハーブを入れてもOK。
  • カード6枚目。鶏ムネ肉を取り出し、残ったゆで汁が主役。まずはそのまま堪能すべし!もちろん料理に使うもよし。余熱で火が通った鶏ムネ肉はしっとりやわらか。サラダチキンやハムとしてどうぞ。
  • カード7枚目。第1位:やっぱり格別!でも気軽がいい、かつおと昆布の「1.5番だし」。昆布とかつおぶしの量は通常より少なめ(計20g)でOK。少量から一度で煮出す。伝統的な「一番だし」と「二番だし」の合わせ技。うまみを出しきるので、だしガラもポイ! できただしは、思わず声が出ちゃうおいしさ。
  • カード8枚目。かつおと昆布の1.5番だし作り方メモ。水 1l、昆布 5g(文庫本のしおりサイズくらい)を鍋に入れ、中火で加熱。沸騰したら、昆布をいったん取り出す。かつおぶし 15g(ひとつかみくらい)を加えて中火で2~3分加熱。かつおぶしを網などでざっと取り除く。だしを使うまで、取り出した昆布を入れておく。
  • カード9枚目。かつおと昆布の1.5番だし活用法。しみわたる~豆腐のお吸い物。味付けはしょうゆのみ。(もしあれば、うすくち)しょうゆを、だし量の1/20加える。※例えば、水 1lからできただし800 ml強に対してしょうゆ約大さじ2.5。 具材は、なめらか食感の絹ごし豆腐がよく合います(おすすめは約8ミリ角) 火が通りやすい葉物野菜でも。
  • カード10枚目。かつおと昆布の1.5番だし活用法。つゆも飲み干す3品鍋。そのまま鍋つゆとして。シンプルなうまみを味わうため、具材は3つまで。 肉?野菜?豆腐?毎回の葛藤もまた楽しい!
  • カード11枚目。終わりに。汁物はいないと困る名脇役。口に含んだ瞬間、ダイレクトにおいしさが広がるのが汁物の魅力。食事の主役ではないけれど、満足感をぐっと上げてくれる存在。 おうちごはんはシンプルでいい。毎日食べても飽きない、ほっとする味であることが大事。ベースをシンプルにしておくと、ときには変化をつけて楽しめます。
  • カード12枚目。最後まで読んでくれてありがとう アンケート

    Q.あなたはどれを作ってみたい? (いくつでもOK)

    • ボタン1:黄金比率ポタージュ

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    • ボタン2:完璧なチキンスープ

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    • ボタン3:かつおと昆布の1.5番だし

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