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掲載日:2011年2月9日

全国の産直産地から集合した女性生産者と組合員が交流
第9回全国女性生産者交流会を開催しました
パルシステム連合会は2月4日(金)、東京・文京区の全林野会館にて女性生産者交流会を開催しました。会場には全国の産直産地から集まった女性生産者など150名が参加し、女性同士ならではの話がはずみ、にぎやかな交流会をなりました。

 9回目を迎えた女性生産者交流会は、150名が参加し、全国の産直産地から女性生産者が集まり、日ごろの苦労や悩み、喜びなど話に花を咲かせました。2010年は、夏の酷暑での不作・品質不良、TPP問題発生し、現在は豪雪や、鶏インフルエンザ、新燃岳の噴火など、農家にとっては明るい話題の少ない厳しい情勢が取り巻いています。そのようななか、女性同士、農業という命・食を育む者たちが集いそれぞれの状況や取り組みについて話がはずみました。


■今年は秋田の産地が受け入れ

なまはげ、こまち娘を先頭に実行委員の面々が登場

 今年はサブタイトルに「2011年秋田から元気を発信!」を掲げ、秋田の7産地が実行委員会を結成し、準備を進めてきました。会場入り口では小町娘姿の生産者が出迎え、秋田の雰囲気で盛り上げます。開会の時間になると、電気が切られ会場が一瞬真っ暗に。参加者が驚く中、ナマハゲに先導されて実行委員の秋田の産地の面々が入場する姿に、会場が一気に和みました。

 実行委員長の小野田和子さんの秋田弁でのあいさつし「前にはTPP、後ろには子ども(後継者問題)で大変ですが、今日は1日楽しみましょう」と話し、交流会は始まりました。


■秋田名物きりたんぼの実演も

きりたんぽつくりの講習も

 まずは、実行委員を務めた秋田県7産地の紹介がなされました。それぞれ資源の循環や農薬削減など、環境に配慮した農業への取り組みを紹介しました。

 その後、きりたんぽ・きのこ・せり等産地の食材をふんだんに使ったきりたんぽ鍋が配られ、昼食を囲みながら23のテーブルに分かれて、それぞれ交流を深めました。

 参加者は「私はトマトを作っています」「今日は早朝の新幹線で来ました。地元は雪です」など自己紹介から始まり、どのように作物を育てているのか、また消費者を代表して参加した組合員からは「いつもこのように調理して食べています」といった話が弾みました。実行委員会メンバーによるきりたんぽの実演指導もあり、盛り上がりました。


■女性生産者として誇りを持って

実行委員を務めた秋田の産地のみなさん

 生産者消費者協議会の香取政典代表幹事からは「歴史は女性が作ってきたともいわれます。苦労した1年でしたが、女性が力を出してこそ農業が発展します」。パルシステム連合会食料農業政策室の高橋宏通室長からは「女性生産者の元気な産地からはいい農産物が出てきます」。若森資朗理事長からは「農村、地方、農業があるから都市の人々がくらせているのです。みなさんの活躍に感謝します」と、女性生産者への期待・希望を語りました。






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