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掲載日:2010年11月26日

コア・フード牛肉の産直産地、榛澤牧場が「農林水産大臣賞」受賞
環境配慮・資源循環型の肉牛生産が評価されました
パルシステムの産直産地でコア・フード牛肉のひとつ「榛澤(はんざわ)牧場」(北海道釧路市)が、全国優良畜産経営管理技術発表会で「農林水産大臣賞」(最優秀賞)を受賞しました。未利用資源の活用などによる高い飼料自給率、環境配慮型の牛肉生産が評価されました。

■全国の畜産経営改善などを目的とした表彰です

 全国優良畜産経営管理技術発表会は、社団法人中央畜産会と社団法人全国肉用牛振興基金協会が主催する農林水産祭参加行事で、特色ある事例を紹介することで全国の畜産経営の改善とを目的として実施されています。今回は、全国の地方審査委員会から推薦された18事例のなかから4事例が「農林水産大臣賞・中央畜産会長賞」(最優秀賞)に選ばれました。


■食品副産物の活用など資源循環の取り組みが評価

受賞した榛澤さん夫妻

 榛澤牧場(榛澤保彦さん、恵美子さん夫妻)は「未利用資源の活用と『土−草−牛』が調和して高い飼料自給率を実現した、環境にやさしい牛肉生産の取り組み」が評価され、「農林水産大臣賞・中央畜産会長賞」に選ばれました。また最優秀賞受賞で唯一の「全国肉用牛振興基金協会長賞」も受賞しました。

 榛澤牧場は、パルシステムのトップブランド「コア・フード」の牛肉産地です。講評では「パルシステムとの契約販売による経営の安定化」や「じゃがいも残さなど食品製造副産物を飼料とすることによる飼料自給の向上」「食肉処理・小売りの資格を取得した処理加工施設の建設」などが挙げられています。


じゃがいもかすを与えている様子

■輸入穀物飼料ゼロの「コア・フード」牛肉

 一般的な畜産では、飼料の大部分を輸入穀物に依存しているのが現状です。それに対し榛澤牧場などの産直産地で構成する「COOPノーザンびーふ産直協議会」で生産するパルシステムのトップブランド「コア・フード」の牛肉は、牧草などで育ちやすい肉用種(アンガス種、アンガス系統種など)の性質を生かし、輸入穀物ゼロを実現しています。草食動物である牛の生理機能に沿った飼い方であるため、健康に育てることができ、全飼養期間で飼料に抗生物質を使用していません。

健康に育てています

 「コア・フード」の牛肉は、6カ月単位の予約登録制により、月1回の牛肉を届ける仕組みで、合計6回の牛肉を食べることで、牛肉の各部位を無駄なく消費するようになっています。赤身のあじわい深い肉質などが好評で、現在は約6,000名の組合員が予約登録し、年々増えてきています。(次回は、2011年4月からの予約登録として、1月4回から予約が始まります。)

榛澤さんの受賞コメント
「このような賞を目指して畜産経営をしてきたわけではないので、時代が変わったのかなと思います。人間の食べられないものを家畜のえさとすることで、人間の食料を生産するという畜産の原点に立ち、今後も生産していきたいと考えています」




【関連リンク】

パルシステムの商品「コア・フード牛肉」(榛澤牧場の紹介も)






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