■組合員モニターを2回実施しました

一般的な商品は花やつぼみの部分を中心にカットしますが茎の部分も生かしました(画像はイメージ) |
パルシステム連合会が12月1回(注文受付11月22日(月)〜26日(金))から供給を開始する「茎が長めの産直冷凍ブロッコリー」は、パルシステムの産直産地で収穫されたブロッコリーを茎まで長めにカットした後、軽くゆでて凍結しました。炒め物やサラダなど、幅広い料理に使用できます。
冷凍ブロッコリーは、一般に軸から上の花やつぼみにあたる部分をカットしています。そのため、捨てられる茎の部分は約45%におよびます。パルシステムのもったいないプロジェクトでは2009年から、産直産地「野菜くらぶ」の生産者が設立したグリンリーフ(株)の提案により、茎を長めに残した商品開発に着手しました。
商品開発ではまず、軸を長めに残すことで約30%を廃棄率に削減した商品を試作。2009年9月にネット限定でモニター販売し、1162名の組合員からアンケートの回答を得ることができました。その結果、約7割が「茎が長くても使いやすい」との回答でした。今年1月にはさらに廃棄割合を25%まで削減した商品をモニター販売したところ、前回同様7割以上から「茎が長くなっても使いやすい」との回答でした。
■ちゃんと使い切りたい「もったいない」プロジェクト
パルシステムでは、「100万人の食づくり」運動の一環として「もったいないプロジェクトを展開しています。これまで、大きすぎたり形が不ぞろいなさつまいもをスティック状に加工した「冷凍さつまいもスティック」や、皮むきによって7割が廃棄されていたさといもを5割まで削減した「九州産さといも」などを開発してきました。
またインターネット限定商品では、規格外のたまねぎとじゃがいものセット「でこぼこ根菜セット」や、余剰野菜を利用した「産地応援おまかせ葉ものセット」などを発売。いずれも注文受け付け開始から早々に売り切れるなど、組合員のみなさまからも支持をいただいています。
■産直産地とメーカーを結ぶ「産直原料」プロジェクト
パルシステムではこれまで、日本の食料自給率向上をめざし、生産分野・消費分野においてさまざまな取り組みを進めてきました米、野菜、畜産、酪農、漁業などを総合的に含む地域を拠点化し、食料自給率向上に向けた加工品及び加工原料生産のモデル的提携事業を推進していきます。
すでに、パルスシステムでは、「産直原料」プロジェクトとして産直産品を原料とした加工食品の開発を進めています。パルシステムの産直生産者と生協で構成する「パルシステム生産者・消費者協議会」でも「加工原料開発プロジェクト」を立ち上げ、新規開発および既存商品の原料切り替えに対応した原料提供へ向け、作付け、生産体制を構築する議論を進めています。
●商品概要

茎が長めの産直冷凍ブロッコリー |
商品名 |
茎が長めの産直冷凍ブロッコリー |
規格 |
230g |
お届け温度 |
冷凍 |
賞味期間 |
1年 |
※12月1回企画(注文受付11月22日(月)〜26日(金))
価格 |
328円(本体328円) |
注文番号 |
Kinari=112267
※12月1回はmy kitchen yumyumでの取り扱いはございません |
【関連リンク】
産直いきいきコミュニティ「もったいない」プロジェクト
産直いきいきコミュニティ「産直原料」プロジェクト
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