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掲載日:2010年9月28日

パルシステムセカンドリーグシンポジウム「あったかいお金のまわし方」開催
ソーシャルビジネスのあり方について考えました
パルシステム連合会は9月18日(土)、東京・千代田区の明治大学にてシンポジウム「あったかいお金のまわし方」を開催しました。150名が参加し、地域がもつ課題をビジネスの手法で解決するソーシャルビジネスのあり方について議論しました。

■地域の課題を解決するソーシャルビジネス

参加者は熱心に話を聞いていました

 シンポジウム「あったかいお金のまわし方」は、パルシステム連合会セカンドリーグ支援室が主催、経済産業省、中之郷信用組合が後援し、今年3月に続く第2弾として開催されました。会場となった明治大学リバティタワーには、生協組合員のほかNPO関係者など約150名が参加しました。

 第1部の基調講演では、経済産業省の一色広樹地域振興係長が「ソーシャルビジネスへの期待と振興に向けて」をテーマに講演し、今後パルシステムの取り組みに期待していました。


■お金に意思を持たせ思いを実現する仕組み

中ノ郷信用組合・酒井理事長

 次に「あったかいお金のまわし方」が提案されました。プロジェクトリーダーの山根真知子氏が、お金に意思を持たせ、自分の思いを寄付や出資を通じて実現することの必要性を訴えました。セカンドリーグ支援室からは、女性の起業支援として「事業サポート付きの融資制度」をスタートすることが提案されました。

 中ノ郷信用組合からは酒井二三男理事長が、賀川豊彦の関東大震災の支援救済から始まった中ノ郷信用組合の歴史を紹介し「パルシステムとともに起業者を応援する新しい融資制度をつくりたいと考えています。金融機関は冷たいといわれますが中ノ郷は違います」と語り、会場からは大きな拍手が沸いていました。


■実践事例の報告や交流会も行われました

交流会のようす

 第2部では、パルシステム連合会が実施している「セカンドリーグ実践起業塾」の修了生と「食・農等コミュニティ・ビジネスモデル事業」の2009年度モデル事業団体から、事業資金の調達や運営を中心に事例を報告しました。

 その後会場を移して実施した交流会では、コミュニティビジネスの話題を中心に活発な情報交換が行われていました。

 現在の日本の社会構造の弊害で貧困が社会問題となり、お金が本来の機能をしなくなっています。これはある意味で賀川豊彦の活躍した1930年代に通じています。パルシステムではこのシンポジウムを通じて現代の経済活動のありかたを総合的に見直し、新しいモデル事業提案に向け、「あったかいおカネのまわしかた」について検討をすすめます。


<参考>

パルシステムセカンドリーグホームページ




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