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掲載日:2010年7月5日

「ニッポンの食、がんばれ!キャンペーン」第1期推奨製品推奨式
「トキを育むお米」「うめてば豆腐」など4品が選ばれました
パルシステムが産直産地と協力して供給するお米や大豆製品4品が、「ニッポンの食、がんばれ!」キャンペーンの第1期推奨製品に選ばれました。6月30日(水)には東京・新宿区のハイアットリージェンシー東京で推奨式が開催され、パルシステムの産直の取り組みを紹介しました。

■「国産」「環境」「安心」を基準に選定

推奨式での記念撮影

 「ニッポンの食、がんばれ!」キャンペーンは、国内の食料自給率向上や環境保全、安全性などに配慮した製品を選定し、情報提供していくものです。第1期推奨製品は、米、大豆を原料とした製品を対象とし、募集しました。選定の条件は、(1)食料自給率向上に貢献する(国産原料を使用したもの)(2)環境にやさしい(環境に配慮したもの)(3)安心である(残留農薬が基準値以下のもの)――の3点です。

 パルシステムでは今回、「トキを育むお米(エコ・佐渡こしひかり)」「コア・フード米JAささかみこしひかり」「エコ・チャレンジ新潟こしひかり(無洗米)」「うめてば豆腐(ブロー豆腐)」の4商品を応募し、書類審査や理化学検査、実地検査の結果、4商品すべてが推奨商品に選ばれました。


■推奨式と発表会が開催されました

発表会で関心を集めたパルシステムの商品

 6月30日(水)には、ハイアットリージェンシー東京で第1期推奨製品の推奨式と発表会が行われました。主催者の実行委員会を代表してあいさつした渡邊昌委員長(生命科学振興会理事長)は「選考されたのは、日本の食文化を大切にしてきた製品です。これからも生産者と消費者のパイプを太くしていくことを期待しています」と述べました。

 発表会では、ほかの推奨製品とともにパルシステムで供給している4商品も展示され、消費者として招かれた来場者は試食とともに興味深く展示製品を見ていました。



【選ばれた推奨商品】

○「トキを育むお米(エコ・佐渡こしひかり)」

最後の日本産トキの生息地域であった佐渡島片野尾地区のお米です。再びトキが暮らせる地域づくりをめざし、減農薬での環境保全型稲作に取り組む生産者を支援するため、売り上げの一部がトキを守る活動に使われます。

PB「トキを育むお米」発売 11/3には「文弥人形」上演会もパルシステムはトキがくらせる環境づくりに取り組みます(2009年10月27日 ニュース)

佐渡島のトキを守る取り組み(生協の社会貢献・地域活動)

○「コア・フード米JAささかみこしひかり」

○「エコ・新潟こしひかり」

産地の新潟県JAささかみとは1970年代から産地交流をはじめ、生きもの調査などを通じてホタルやメダカが暮らせる環境を田んぼは支えているということを確かめています。
「コア・フード米」は農薬と化学肥料を使わず有機質肥料で育てたお米、「エコ」は減農薬、有機質肥料を使用して栽培されたお米です。

パルシステム商品「エコ・新潟こしひかり」

パルシステムの産直米

○「うめてば豆腐(ブロー豆腐)」

JAささかみが転作田で栽培した大豆の利用を図るためにパルシステムやメーカーと協力して豆腐工場を立ち上げ、開発しました。地域では工場による雇用が生まれ、活性化につながっています。

産直いきいきコミュニティ「産直原料」プロジェクト

パルシステムの「食と農の推進協議会」(生協の社会貢献・地域活動)




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