■ハウス倒壊や出荷不能などの連絡が届いています
日本列島は3月末に寒波が襲い、東北や関東以西の地域においても季節外れの降雪や霜が発生しました。また4月1日〜2日にかけては強風が関東近県を襲いました。これらの寒波・強風により、パルシステムの産直産地において大きな被害が出ています。
もともと農作物の生産は天候に左右されるというリスクを背負っていますが、パルシステムの生産者の皆さんは、安全・安心な農作物を作るため、「コア・フード」「エコ・チャレンジ」などさらにリスクの高い生産方法にチャレンジしています。パルシステムでは、日々、私たちに農作物を届けてくれる産地の皆さんへの緊急支援カンパに取り組むことにしました。どうかご協力お願いします。
また、組合員のみなさまへは5月3日(月)〜7日(金)に配布している募金案内のチラシと、インターネット上の「ひとことメール」にて、生産者のみなさまへの応援メッセージも募集しております。
※文章の書き出し部分に必ず「被害産地への応援メッセージ」と明記してください
※「ひとことメール」への投稿には、オンラインパルサービスへのログインが必要です
●対象産地
集まったカンパは、特に被害の大きかった下記の3産地へ贈ります。
○ジョイファーム小田原/神奈川県
梅・柑橘類・キウイフルーツなどの産地です。4月上旬の寒波の影響で、梅、清見オレンジ、セミノールが大きな被害を受けました。小梅がほぼ全滅となり、そのほかの梅(曽我の白加賀、十郎、南高梅など)も半数以上が被害を受けてしまいました。
○大紀コープファームグループ/奈良県・和歌山県・三重県
梅・柿などの産地です。4月上旬の寒波の影響で梅に凍霜害(凍結と霜による被害)が発生しました。柿では刃根柿などの早生品種に大きな被害が出ており、十年来の不作が予想されています。
○白州森と水の里センター/山梨県
コア・フードのたまごと野菜の産地です。3月9日の雪で作物と鶏舎・ビニールハウスなどの施設が被害を受けました。ビニールハウスは撤去するだけで大きな費用がかかってしまいます。

倒壊したビニールハウス (白川森と水の里センター) |

凍結した梅(左)と生き残った梅(右)(ジョイファーム小田原) |
●天候異常による被害産地への緊急支援カンパ
○受付期間
5月3回(注文書提出:5月10日〜14日)から6月4回(注文書提出:6月14日〜18日)までの6週間でカンパを受け付けます。
○カンパ方法
カンパの方法には「現金によるカンパ」と「ポイントによるカンパ」の2つがありますのでお選びください。それぞれ注文用紙に下記の6桁番号と口数をご記入ください。
・現金によるカンパの場合
6桁番号:186503 / 1口金額:300円
※カンパいただいた金額は商品代金と一緒に請求させていただきます。
・ポイントによるカンパの場合
6桁番号:193984 / 1口金額:300円
※カンパいただいたポイントはお手持ちのポイントから差し引かせていただきます。
どうぞ、応援の気持ちを込め、緊急支援カンパにご協力くださいますようお願い申し上げます。
■青果類の欠品・規格変更・代替につきまして
パルシステムがお届けしている農作物は、一般市場から仕入れるのではなく、独自の産直契約を結んだ「産直産地」からお届けしています。このため予定の産地からの出荷が少ない場合などは、少量規格に変更する、産直契約を結んでいるほかの産直産地から手配するなどして、欠品の防止に努めてきました。
この度の寒波・強風の被害につきましては、多くの産地にて被害や生育遅れが発生しております。
ご注文いただいた商品をお届けすることに最大限の努力をしてまいりますが、品目によっては欠品・規格変更・代替が発生しますことを、どうかご理解くださいますようお願いいたします。
<参考>
3月寒波と4月強風による産直産地の被害状況をお知らせします(2010年4月21日ニュース)
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