■境内が市民へ開放され昔ながらの市となりました

地域団体が合同出店したセカンドリーグブース |
パルシステム連合会のセカンドリーグ支援室とパルシステム生産者・消費者協議会(生消協)、パルシステム東京江東センターのパルシステムグループ3団体は4月16日(金)、築地本願寺境内(中央区・築地)にて初めて開催された「安穏朝市」に出店しました。
「安穏朝市」は、築地本願寺が境内を市民のために開放して昔ながらの市を開催し、農と食を結ぶなど市民のふれあいに役立てることが目的です。
■東京の真ん中で消費者と生産者を結びます
銀座からも程近い築地本願寺で今回初めて開かれた「安穏朝市」は、旅館銀座吉水の女将・中川誼美氏の発案により実行委員会形式で開催準備をしてきました。
「食の安心・安全は当たり前のことなのになぜ声高に叫ばなければならなくなったのか」という問題意識に共鳴し、パルシステムセカンドリーグと生産者が実行委員会に参加しました。そして各地の農や食のNPO団体など31団体が、こだわりの農産物などを展示販売しました。
■雪もちらつく中30団体が出店しました
当日は、あいにくの寒さと雨、昼前には雪もちらつく天候でしたが、各出店者が協力して市をスタートすることができました。会場には、近隣住民や銀座、築地への勤務者、観光客など多くの人出でにぎわいました。
また、パルシステムの産直産地である岩手県軽米町や、パルシステムの取引先メーカーも出店し、作る人と買う人の顔が見える市が実現しました。来場した地元参加者が「来月も来るね」と話す光景があちこちでみられました。
■地域に開かれた築地本願寺
築地本願寺は、地域の盆踊りなどに境内を開放するなど、地域に開かれた場所として愛されています。パイプオルガンコンサートやライブ、平和を祈る式典が開催されるなどインド様式の石造りの建物とあいまって広く開かれた場所として、今回の市の場所を提供しています。
「安穏朝市」は今後も、親鸞上人の命日である毎月16日の朝8時から昼2時まで、築地本願寺境内にて開催予定です。(雨天決行。荒天の場合中止することもあります)。
詳細は以下をご覧ください。
築地本願寺安穏朝市について(セカンドリーグHP内)
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