■3月18日に授賞式が行われました

表彰式での記念撮影(中央が堀田澤部長) |
「JWDAウェブデザインアワード」は、日本ウェブデザイナーズ協会(JWDA)が優秀なウェブデザイナーの発掘や新しいチャンスの創造を目的に実施しているものです。そのなかで、パルシステムと大地を守る会、生活クラブ、グリーンコープの4団体が運営するホームページ「フードマイレージ・プロジェクト」が奨励賞に選ばれました。
表彰式は3月18日(木)東京都港区のスタジアムプレイス青山にて行われました。フードマイレージ・プロジェクトからは、パルシステム連合会の堀田澤義人広報部長が受賞者として参加し、表彰状の授与を受けました。
■国産食材の消費が地球環境保全につながることをわかりやすく

フードマイレージ・プロジェクトのトップページ画像 |
フードマイレージ・プロジェクトのホームページは、パルシステムなど4団体が食料自給率の向上を目的として2009年9月1日に公開しました。
フードマイレージは、食べものの輸送距離を指します。この距離が短いほど輸送にかかるCO2排出量が少なくなります。食料自給率が40%あまりの日本は、フードマイレージによるCO2排出量が世界一です。フードマイレージ・プロジェクトでは、環境保全と食料自給率向上に貢献するためにも、輸送距離が短い国産のものを食べることを呼びかけています。
ホームページでは、フードマイレージやCO2削減を示す独自単位「ポコ」の解説コーナーを設けたほか、会員以外へもフードマイレージを知ってもらえるよう、親子で遊べる仕組みを導入しました。パンや豆腐、冷凍野菜など一部の商品を対象に、どれだけ国産と輸入で排出量に差があるかのシミュレーションが動きある画像で楽しめます。
【資料】
フードマイレージ・プロジェクト(新しいウィンドウで開きます)
■フードマイレージと「ポコ」
フードマイレージは距離と重さをかけあわせたトン・キロメートルという単位で紹介されることが一般的です。フードマイレージ・プロジェクトでは、具体的な効果などをわかりやすくするためpoco(ポコ)という単位を採用し、1ポコ=100g・CO2で表しています。
ポコはCO2排出量を表すので省エネ効果を比較できます。たとえばパン250gを外国産小麦ではなく国産小麦でできたものを選ぶと0.8ポコ(80g)削減することができますが、これは冷房を2時間以上消すのと同じ省エネ効果です。
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