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掲載日:2010年3月10日

「生協の父、賀川豊彦に学ぶ『あったかいおカネのまわしかた』」
シンポジウムに約200名が参加しました
パルシステム連合会は3月6日(土)、東京都港区の明治学院大学にて「生協の父、賀川豊彦に学ぶ『あったかいおカネのまわしかた』」をテーマにシンポジウムを開催しました。賀川豊彦記念松沢資料館館長による基調講演の後、講師5名のパネルディスカッションを行いました。

■熱気を帯びた基調講演とパネルディスカッション

パネルディスカッションの様子

 シンポジウムはパルシステム連合会のセカンドリーグ支援室と賀川豊彦献身100年記念事業実行委員会(東京プロジェクト)の主催で開催され、約200名が参加しました。講演ならびにパネルディスカッションの登壇者は以下の通りです。(敬称略)


【基調講演】
加山久夫(賀川豊彦記念松沢資料館館長、明治学院大学名誉教授)

【パネルディスカッション】
パネラー=加山久夫(同上)/長川康一(中ノ郷信用組合総務部長)/吉澤保幸(場所文化フォーラム代表幹事)/山根眞知子(NPO法人NPO事業サポートセンター理事)/山本伸司(パルシステム生活協同組合連合会常務執行役員セカンドリーグ支援室室長)
コーディネーター=前田和男(セカンドリーグのんびる編集部編集長)


■参加者から多数の積極的意見が寄せられました

加山久夫氏による基調講演

 「あたたかいおカネを回す仕組み」には、およそ80名から前向きな意見、感想が寄せられました。主な意見、要望は次のとおりです。

「私は今年経営資源の3大要素の人・物・金・のうち心があるのは『人』だけを考えていましたが、『金』にも心を込める使い方が出来ることが解りました。」

「私は金融機関の融資担当ですが、今後もう少し内部の制度を変革して、地域の皆さんや女性起業家の方々にとって使いやすい役に立つ仕組みづくりを指導したいと思いました」

「お金はその使い方で社会システムまで変えていくもの。自分の意思を通じて伝えていくものだという言葉が印象的でした」

「ノーベル平和賞候補の日本人がいたこと全く知らなかったので驚きです」

「大銀行に預けている預金を中ノ郷信用組合に預けたくなりました。女性の方の起業に役立ててほしいです」


■現代の経済活動のあり方を見直す提案を続けます

シンポジウム後には「賀川豊彦とは」が上映されました

 現在の日本の社会構造の弊害で貧困が社会問題となり、お金が本来の機能をしなくなっています。これはある意味で賀川豊彦の活躍した1930年代に通じています。パルシステムではこのシンポジウムを通じて現代の経済活動のありかたを総合的に見直し、新しいモデル事業提案に向け、「あったかいおカネのまわしかた」について検討をすすめます。






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