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掲載日:2010年2月12日

全国の産直産地の女性生産者と生協組合員200名が語り合う
「第8回 女性生産者交流会」を開催しました
パルシステムと産直生産者で構成するパルシステム生産者・消費者協議会は2月5日(金)、東京プリンスホテル ガーデンアイランド(東京都港区)において「第8回女性生産者交流会」を開催しました。女性同士ということもあり、笑い声の絶えない活気ある交流会となりました。

女性どうしならではの交流会となりました

 パルシステム連合会の取引産地生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(生消協、会員119団体・代表幹事 香取政典佐原農産物供給センター常務理事)は2月5日(金)、東京都港区の東京プリンスホテル ガーデンアイランドにて、「第8回女性生産者交流会」を開催しました。

 8回目となった今回は、パルシステムの近畿圏(和歌山・三重・奈良・京都)の産直産地でつくる、紀伊半島 食と緑の交流協議会(※)(食と緑の交流協議会)の7産地共同の実行委員会で準備をすすめ、当日は、全国35の産直産地の女性生産者とパルシステムグループの組合員などあわせて約200名が集まりました。


■女性同士の力を結集し強いきずなを

それぞれのいでたちで入場する生産者

 「紀伊半島の産地をめぐる旅」というテーマを掲げた交流会は、修験者姿に身を包んだ御浜天地の山本章彦さんのほら貝の音に先導され、それぞれの産地のプラカードを掲げ、作業着や江戸時代から伝わる雨合羽などの衣装を着た生産者とその関係者19人のパレードで開幕しました。

 開会にあたり、交流会実行委員長である大紀コープファームの王隠堂裕子さんは「農業者だけでなく漁業者もいる紀伊半島の産直産地の仲間を知っていただき、私たちと組合員の『女性同士の力を結集して』強いきずなをつくりたいと思います」とあいさつしました。

 続いて生消協の香取代表幹事は、「産地と消費者、女性同士の元気とパワーをもらい、今年は産直青果の利用の拡大につなげていきたいです。女性の立場での思いや意見を、組織や家庭の中でも大いに出してください」と激励しました。

 パルシステム連合会商品・産直政策担当の山本常務執行役員は、「青果の利用が低下しているなか、昨年、みかんとりんごの生産者が配送のトラックに同乗して組合員に利用を呼びかけたところ、1週間で5s箱10万ケースの利用がありました。今後は配送センター単位で産地と独自に取り組む構想もあります。生産者と消費者がしっかりと結び付いて乗り越えましょう」と熱く訴えました。


■楽しいエピソード紹介や提案など活気ある交流会に

 この後、紀伊半島の産地をめぐる旅と題し、7産地がそれぞれ地域の歴史についてや産地自慢をしました。海女さんの出で立ちで登場したみえぎょれんの生産者は、白装束の意味や海女の魔除けの星印についてなどを紹介しました。御浜天地の生産者は、東京でOLをしていましたが、夫にひと目ぼれして半ば押しかけ女房で現在に至っていますというエピソードを披露しました。

 続いて、パルシステムの食材でつくった昼食を食べながら、生産者と組合員がテーブルごとに交流しました。生産者の「柿やみかんがたくさんできても、収穫調整で『ほかせ』(捨てろ)と言われるのがいちばんつらいです」「産地のレシピを教え合い、野菜をもっとたくさん食べてください」と話していました。


食事をしながらそれぞれの思いを語りました

 一方、組合員からは「望ましい野菜や果物の摂取量をカタログなどで分かりやすく案内してもらえば、利用も上がるのでは」といった提案も出されました。これを受けてパルシステム連合会産直事業部の高橋部長は「女性生産者からはモノだけでなく、メッセージや食べ方など情報もいっぱい発信してください。産地の女性たちと組合員が親戚づきあいみたいな関係になれば」と期待を込めました。

 最後に、来年の実行委員を担う秋田県の女性生産者へ、交流会の旗の受け渡しが行われ、交流会は閉会しました。



●紀伊半島 食と緑の交流協議会

2002年7月設立。
パルシステムの産直産地である、さんまる柑橘同志会、紀ノ川農協(以上和歌山県)、農民連京都産直センター(京都)、みえぎょれん販売梶AJA全農みえ、(農)御浜天地(以上三重県)、大紀コープファーム(奈良県)、以上7産地からなる協議会です。

これらの地域に組合員を招き、歴史・文化遺産や、紀伊半島の豊かな自然のなかでの交流や農作業体験(グリーンツーリズム)等を通じ、生産者と消費者の真の信頼関係を築くことで、安全・安心な生産、提供という提携関係づくりを目指して活動。また、園芸福祉の普及や環境保全型農業への取り組みなど、人に自然に優しい農業・漁業に取り組んでいます。


パルシステム生産者・消費者協議会







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