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掲載日:2010年1月25日

3年目を迎えた「スリランカ森林再生プロジェクト」活動支援 ポイント交換のカンパに取り組みます
パルシステムは、2月2回企画(カタログ配布1月25〜29日)にて、スリランカの森林再生プロジェクトの活動支援のための「ご利用ポイント交換カンパ」に取り組みます。3年目を迎えた「スリランカ森林再生プロジェクト」カンパに、組合員のみなさまのご協力をお願いいたします。

■今年も、「スリランカ森林再生プロジェクト」活動支援カンパに取り組みます

 「スリランカ森林再生プロジェクト」は、パルシステムが、世界各国で活動している国際NGOプラン・ジャパンと提携し、パルシステム独自の国際支援活動としてスリランカで環境教育・森林再生をめざして取り組んでいるプロジェクトです。3年計画で2008年から始めたこの取り組みも、今年で最後の年を迎えました。

 2008年からの2年間、利用ポイントの交換企画として「スリランカ森林再生プロジェクトの活動支援カンパ」に取り組んだところ、組合員のみなさんから合計658万9800円のカンパが寄せられました。ご協力ありがとうございました。

 お預かりしたカンパは、3カ年の計画の中で、スリランカ北中部州アヌラダープラ地域の人々の環境への意識向上や農業技術の導入、世帯収入の向上などに役立てています。


■「ポイント交換カンパ」は、2月2回企画で、お申し込みいただけます

 今年も、組合員のみなさまが商品の購入などでためたポイントを振り替えていただく「ご利用ポイント交換」の方法で、「スリランカ森林再生プロジェクト」の活動支援カンパに取り組みます。

 詳しくは、2月2回『パルシステム ポイントカタログ』(配布:1月25〜29日 お申込受付:2月1〜5日)の裏表紙にてご案内いたします。

 同回の注文用紙、オンラインパルサービス、コープ電話注文センターにてお申し込みいただけます。

 今回も、みなさまのご支援、ご協力よろしくお願いいたします。


■スリランカ森林再生プロジェクト活動支援カンパ

【お申し込み企画回】

  2月2回 3月2回
注文用紙(OCR)  
オンラインパルサービス
(インターネット)
コープ電話注文センター
(電話・FAX)
 

申込番号 190993

●1ポイントを1円と換算して、一口(=100ポイント)単位でのお申し込みとなります。


■プロジェクト進捗報告が届きました

   プラン・ジャパンより、スリランカ現地の近況報告が届きましたので、ご報告させていただきます。


2010年1月
スリランカ森林再生プロジェクト 進捗報告 (2009年10月-11月)


プロジェクトを実施しているアヌラダープラ地域は、例年9月中旬から雨季に入りますが、今年は気候変動の影響を受け、激しい降雨とともに10月3週目から雨季が始まりました。地域の農家は、雨季に向け早々にココヤシの苗木準備や、土堤の造成などの作業を進めました。また、これらの作業には子どもクラブのメンバーが積極的に参加して、農家の人々を支えました。

貯水池への植林活動
苗木の育成と維持管理に必要な条件が整っていることと、雨季の期間中、苗木の運搬がしやすい立地にあることから、パラナ・ハルミレワ コミュニティにある寺院内に苗床を作りました。植林活動に参加を希望する農家の人々が、苗床の準備を担当しました。また、山火事で植林した木が焼失したエタカダ コミュニティでは、追加で3ヘクタールの土地が用意され、これまでに用意された8ヘクタールとあわせて合計11ヘクタールの土地で、2,354本が新たに植林されました。さらに、カダワス・ランベワ、パラナ・ハルミレワ、ナボダウィラ、エタカダ、エタウェラゴレワ、パディガマ・インディガハウェワの6コミュニティでは、地域の人々が協力して下草の伐採と雑草の除去を行いました。この活動には、子どもクラブのメンバーと森林保護局も参加し、進捗を確認しました。

森林農業活動
26の農家で、それぞれ0.5ヘクタールの土地を使ったココヤシ栽培のための土壌整備が完了し、土壌保全に適した芝や樹木が植えられました。ココヤシ栽培庁の監督のもと、農家には合計910本のココヤシの苗木が配布され、さらに各農家にインゲンの苗木が3本ずつ配られました。農家の多くは、ココヤシ以外に収入源となるバナナや短期収穫作物など複数種の作物を同じ農地で栽培する混作を行っています。また、75の農家ではココヤシ栽培のための家庭菜園の土壌整備が完了し、375本のココヤシの苗木が配布されました。

薬草園の継続
エタウェラゴレワとパラナ・ハルミレワのモデル学校の校長は、薬草園での薬草栽培の継続に合意しました。薬草の栽培を通じて、薬草とその経済価値についての知識が身に付きます。薬草園の継続は、教育省の地域管轄事務所により承認され、土壌の準備やフェンス、園芸用具などの配布が行われました。

子どもクラブの活動
・リーダーシップトレーニング
10月10日〜11日の2日間にわたり、泊りがけのトレーニングが開催され、カダワス・ランベワ、ルヌパヒチチャワ、パラナ・ハルミレワの子どもクラブから10年生と11年生(中学校学年)の生徒21人と保護者2人が参加しました。トレーニングでは、講義と子どもにやさしい対話型のゲームが取り入れられ、リーダーシップや問題解決の考え方の理解にはロールプレイを用いました。また、学芸会も行われ子どもたちは得意な芸などを披露して楽しみました。

グループワークでモデル家庭菜園作りを行う子どもたち。時間管理やチームワーク、計画、資源管理、品質管理などについて学びました。

人との交流と係わり合いについての実習風景。手に持った糸が人との関係を意味しています。


・子どもクラブ大会
10月14日には、パラナ・ハルミレワとカダワス・ランベワの学校で子どもクラブ大会が行われました。この大会は、環境保全や行動変化、子どもクラブの活動の成果を主なテーマとして開催され、参加した51人の子どもたちは、スピーチ、ディベート、作文、演劇、芸術などの分野で競い合いました。



もっと知りたいスリランカ(9)「スリランカの日常風景」
都市部から離れた農村地域にも、小さな町があります。さまざまな日用品を販売する店が並び、多くに人で賑わっています。バスやベチャ(オートリキシャ)などの乗り物も地域の人々の大切な交通手段。インド製のバスに加え、日本の中古バスも利用されています。「○○幼稚園」などと書かれたバスを見かけることもしばしばです。

日用品を売る店。天井からさまざまな商品がつるされています

八百屋の店先。ここでもバナナをつるして売っています



乗客を待つバス(左)とベチャ。ベチャは運転手の好みに合わせて装飾されています。都市部だけでなく、道が舗装されていない農村地域でも重要な交通手段です



山道を車で走っていると、野生のサルも見かけます




【資料】

財団法人 日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)

プラン・ジャパンは、子どもとともに地域開発をすすめる国際NGOプラン(本部イギリス)の日本事務局として1983年に設立されました。宗教・政治に中立の立場をとり、現在17カ国で支援を募り、アジア・アフリカ・中南米の合計49の途上国において保健・医療、教育、住環境、生計、子どもの権利促進の5分野にわたる地域開発プロジェクトを展開。スリランカでは1981年から3つの地域で活動しています。



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