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掲載日:2009年12月18日

28産直産地102名の若手生産者が集い
パルシステム生消協「2009青年農業者交流会」を開催しました
パルシステムの産直産地とパルシステム連合会、会員生協で構成するパルシステム生産者・消費者協議会は12月2日(水)、3日(木)、若手生産者、生協職員、組合員が参加し、「青年農業者交流会」を開催。2日間でのべ460名が参加しました。

■2日間でのべ460名が集いました

多くの生産者と生協関係者が集まりました

 パルシステム連合会の産直産地生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(以下、生消協)は12月2日(水)、3日(木)の両日、「将来を語ろう!農業の未来、私達の未来へ」というテーマで、今年で8回目となる「青年農業者交流会」を開催しました。生産者や組合員、生協職員などの関係者が2日間でのべ460名集まりました。

 2日(水)は、東京・文京区の全林野会館にて生産者どうし、および生協職員と交流しました。北海道・東北の生産者の取り組み紹介や各種研修報告が行われ、生産者102名とパルシステム関係者87名の総勢189名が参加しました。


■質疑応答では青年農業者らしい話題も

親との衝突やお給料などの話題も飛び交いました

 第1部は、青年農業者が参加して基調講演や産地の取り組み報告が行われました。「これからの若手農業者に期待すること」と題し講演したパルシステム連合会専務理事の唐笠一雄専務は、来年度で3年目となるパルシステムの「100万人の食づくり」運動にふれ「食料自給モデル産地や地産地消モデル産地の具体化、また、産地と提携し産直品でのPB商品開発なども積極的に進めたいと考えています」と語り、「そのモデルになる産地にぜひ若手のみなさんも手を挙げてください」と呼びかけました。

 続いて、今回の交流会の企画準備担当、生消協北海道・東北ブロックの青年農業者たちから、自分たちの産地の紹介や栽培や飼育の取り組みが報告されました。北海道大牧農場からは、じゃがいもの表面にかさぶた状の病斑ができるそうか病対策のために勉強や研究を重ね、試行錯誤し奮闘している様子が語られました。

 榎本農場の26歳の後継者は、「就農から6年、たくさん失敗もし、今もチャレンジしたことがうまくいかないなど壁にぶつかりもがいているが、これからもチャレンジ精神と人の縁を忘れずにやっていきたい」と力強く話しました。

 そのあとの28産地の紹介、質疑応答では、「親との衝突はどのように乗り越えたのか」「親から給料はもらうのか」「就農したてと今で見えてきたもの、なくなったものは」など、青年農業者らしい話題が集まりました。今回初めて参加した生産者が20名以上、後継者となることを決意した青年も参加していて、生産者紹介では拍手が送られていました。


■若手生産者と若手生協職員が交流

 第2部は、今年実施された、パルシステムグループ職員の宿泊型産地研修の報告、および営業部の営業担当者向け産地研修の紹介が行われました。パルシステム連合会産直事業部の野村和夫部長は開会あいさつで「親父生産者や自分たち世代でなく、その息子の生産者とパルシステムの若手職員同士が、産直をこれからどう発展させていくかを語らうことは意味があります」と話しました。

 職員からは、「参加したことで商品の企画に結びつけられた」「後継者がいないので心を痛めていたが、今日この場に参加していることがわかり安心した」「カタログ誌面を通して、組合員さんに生産者の思いを届けたい」などの感想が報告されました。


■8会員生協で組合員と交流会を開催

 翌3日(木)は8会員生協に分かれて、組合員との交流会が行われました。各会場合計で生産者102名、パルシステム関係者167名、総勢269名参加しました。

 生産者はあらかじめ割り振られた各会員生協へ分かれ、「日本の食を支える青年ファーマーズ(農業鮮隊いちのみやに集合!)皆で語ろう。」「鍋を囲んで交流会」「大いに語ろう!俺達の農業」「群馬の郷土食を囲んで未来を語ろう」など思い思いのテーマで、楽しく有意義に交流しました。

 パルシステム山梨では、いちのみやセンターの見学やパルシステムの食材を使って組合員が料理したランチを食べながら交流しました。パルシステム茨城は地の利をいかして産地の1つ、茨城産直センターで行われ、婦人部のみなさんが手料理をふるまい、ごぼうのほ場見学なども行われました。





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