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掲載日:2009年10月23日

まこもたけの収穫体験や熊野古道を散策
「産地へ行こう。御浜天地の魅力を探る」を開催しました
パルシステムでは10月10日(土)〜12日(月)の3日間、「産地へ行こう。御浜天地の魅力を探る」を開催しました。直前に台風が直撃し収穫に大きな影響をおよぼしたなか、生産者の厚意によりまこもたけの収穫体験などを行いました。

■「産地へ行こう。」ツアー

太鼓を背景に記念撮影

 パルシステムでは、2009年度の「産地へ行こう。」ツアーを「100万人の食づくり」運動の一環として位置づけ、さまざまなツアーを企画していきます。命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。2009年度はさまざまな形式で16のツアーを予定しています。


■コア・フードのみかんや梅でおなじみの御浜天地農場

 10月10日(土)から12日(月)の3日間は、「産地へ行こう。御浜天地の魅力を探る」を開催し、組合員とその家族、生産者などあわせて44名が参加しました。コア・フードのみかんや梅でおなじみの三重県にある御浜天地農場のほ場でみかんとまこもたけの収穫体験をしました。

 初日は、鬼ヶ城をはじめとする名所を観光ました。鬼ヶ城は奇岩奇勝で知られ世界遺産にも登録されており、坂上田村麻呂が鬼退治をした伝説で有名です。次に訪れた花の窟(いわや)は、巨岩が御神体という自然崇拝の遺風を残した神社です。最後に天女(てんにょ)座生産者の方々と交流会を行いました。美しいシンセサイザーのコンサートや熊野鬼城(きじょう)太鼓の演奏に参加者は魅了されました。


■2メートルあったマコモが台風で折れ曲がり

台風で被害を受けましたが、まこもたけを収穫体験させてもらいました

 2日目は、語り部さんの案内で熊野古道を散策しました。急な階段を登りきると七里御浜が一望でき、見晴らしのよさに参加者からは歓声が上がりました。

 そしてついに、まこもたけの収穫体験です。数日前に通過した台風の影響で、2mの背丈があったマコモはひざぐらいの高さからがすべて折れ曲がり、無残な光景でした。成長していたまこもたけの成長が止まってしまったそうです。それでも産地の好意により、まこもたけの収穫を楽しむことができました。

 続いて、日本最大級の棚田「丸山千枚田」に向かいました。9月に刈り取りを終えたのですが、大小さまざまな棚田が谷間に広がり、勇壮な景観と、先人の苦労に思いをはせました。

 昼食後は、谷を埋めたパイロット事業で作ったコア・フードの梅畑とレモンのほ場を見学しました。レモンは枝が硬いので、台風の影響でだいぶ落ちてしまったそうですが11月にはコア・フードレモンとして登場するそうです。


■学習会と料理講習会で生産の苦労を実感

 次に南紀中核交流施設にて、くまゆう(紀南有機農業推進協議会)の取り組みについてスライドによる学習と、まこもたけの料理講習会を行いました。料理講習会では、参加者のみなさんも手際よくめはり寿司とまこもたけの料理をつくりました。男性陣の積極的な参加も際立ちました。特製御浜天地農場梅酢漬けのサンマ、鴨とまこもたけの炊き込みご飯、まこものお味噌汁、岩清水豚とまこもたけ炒めなどマコモ料理づくしの夕食で、生産者と交流しました。

 3日目は世界遺産熊野三社の中の熊野本宮大社と速玉大社をめぐり、帰路に着きました。

 参加者からは「農業経営者の仲間をつくり、輪を広げていっていること、太鼓など地域共同体としても結びつきを深めていること、若い農業従業者が育ちつつある事などがわかり、大変心強い思いでした」「台風の被害を受けその対応に忙しいのにもかかわらず、いろいろお世話していただいた地元のみなさんに改めて感謝します」といろいろな感想が寄せられました。


世界遺産にも登録されている鬼ヶ城

盛り上がった交流会

迫力ある熊野鬼城太鼓






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