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掲載日:2009年10月9日

食品偽装根絶のための原料管理の手法を学ぶ
パルシステム協力会「品質管理学習会」を開催しました
パルシステムの取引先で構成する「パルシステム協力会」の品質管理部会は9月24日(木)、協力会の会員を対象に「品質管理学習会」を開催しました。日本生協連の工場点検担当者とパルシステムの担当者から、事例を基に原料管理の手法・新型インフルエンザへの対応を学びました。

■取引先312社で構成する「パルシステム協力会」

会場の様子

 「パルシステム協力会」は、1990年に発足し、現在はパルシステムグループの取引先312会員で構成されています。会の中には「組合員交流委員会」「物流部会」「環境部会」「品質管理部会」「異業種交流部会」の1委員会4部会が設置され、組合員が安心して利用できる商品づくりや業務品質の向上に取り組んでいます。工場見学、学習会といった各種イベントへの協力など、パルシステムの活動にともに取り組んでいます。


■「原材料管理、ここがポイント」

日本生協連 佐藤氏

 学習会には、協力会会員や生協関係者など約160名が参加して行われました。今回は、講師2名を招き、近年の食品偽装のキーポイントとなる原料管理と、新型インフルエンザの危機管理について理解を深めました。

 日本生活協同組合連合会の佐藤邦裕氏による「原料管理、ここがポイント」では、原料管理による表示事故防止について講演が行われました。佐藤氏は「中国産餃子事件以降、仕様書通りきちんと製造がなされていても、それ以前の原料の所できちんと管理ができていない所から偽装が発生しています。現在、偽装の対策は原料管理がポイントです」と話しました。

 また、納品書がきちんと管理されていても、納品された物のロット管理まではできていないのが現状で、これからはそこまでの丁寧な管理が必要になってくるとのことでした。


■原材料調査と新型インフルエンザ対策

パルシステム連合会の原スタッフ

 パルシステム連合会商品本部の原英二次席スタッフから「安全な食品を届けるために〜原材料調査について」「新型インフルエンザ対策について」の2講演が行われました。

 原次席スタッフは「食品偽装の歴史は太古の昔からあり、その結果、信頼の失墜だけに留まらず、最悪倒産にいたっています。この経済状況のなか、価格破壊等で苦しい経営を強いられている企業が多く、食品偽装は減るどころか増加傾向にあります。パルシステムでも特定原材料の遡及調査を実施しているので、協力をお願いします」と協力を呼びかけました。

 新型インフルエンザの対策については、企業としての危機管理と、罹患の拡大を防ぐための対策などを説明しました。「生協の食品・商品は組合員のライフラインであり、組合員のライフラインが切れることのないよう、しっかり対策を立てください」と参加者に要請しました。

 その後、質疑応答の時間では現場の状況からの質問が寄せられ、協力会社とパルシステムの情報共有が行われました。





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