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掲載日:2009年10月7日

「スリランカ 森林再生プロジェクト 活動支援カンパ」の結果と活動進捗をご報告します
パルシステムでは利用ポイントの交換のひとつとして、2008年からスリランカ森林再生プロジェクトの活動支援カンパに取り組んでいます。組合員のみなさんからは2年間の合計で658万9800円となりました。ご協力ありがとうございました。進捗報告が届きましたので、ご紹介します。

■プロジェクト進捗報告が届きました

   「森林再生プロジェクト」は、パルシステムが、世界各国で活動している国際NGOプラン・ジャパンと提携し、パルシステム独自の国際支援活動としてスリランカで環境教育・森林再生をめざして取り組んでいるプロジェクトです。

 今年お預かりした307万3500円のカンパは、3カ年の計画の中で、分水地点管理、環境保護啓発活動、植林・森林管理、農業指導などさまざまな活動に使われていきます。ご協力ありがとうございました。


スリランカ 森林再生プロジェクト 進捗報告(2009年9月)


山火事で焼失したエタカダ コミュニティの様子。他のコミュニティでは、同様の被害を未然に防ぐための対策が検討されています。

日照による水不足が一層深刻化しています。干ばつが続く中、7月第2週にエタカダ、パディクガマのコミュニティで山火事が発生しました。この山火事でエタカダは植林済みの3ヘクタール全域が、パディクガマは3分の2にあたる2ヘクタールが焼失しました。この対応として、森林保護局はこれまでに植林された23ヘクタールに加えて、新たに8ヘクタールの土地を用意し、3000本の植林を行うことを決定しました。

その他の地域では、予定通りプロジェクトは進行しており、子どもクラブによる台所の衛生改善活動や、農家へのココやし栽培トレーニングなどが行われています。

子どもクラブの活動

台所改善プログラムに参加したカダワス・ランベワ コミュニティのディレナサル子どもクラブの子どもとその家庭の台所の様子

子どもクラブでは、地域の衛生習慣改善のための意識啓発活動の一環として、子どもクラブに参加している子どもたちの10家庭の台所の衛生状態を改善する活動を行いました。清潔に整えられた台所の事例紹介を通して、正しい衛生習慣や適切な衛生環境作りを地域に広めていきます。今後、さらに40の家庭で同様の改善活動を進めていく予定です。



小学校における新たなモデル庭園とモデル貯水池の設立

既存のモデル学校3校に加えて、カダワス・ランベワ小学校とエタウェラゴレワ小学校に新たにモデル庭園を導入することが、教育省の地域管轄事務所により承認されました。8月の夏休みが終わり次第、モデル庭園造りなどを開始する予定です。また、マハディウルウェワ校では、子どもたちが中心となってモデル貯水地帯の造成が進んでいます。


森林農業活動
ココやし栽培庁と協力し、25の農家を対象に0.5ヘクタールの土地を使ったココやし栽培のトレーニングを実施しました。ココやし栽培庁から、各農家に35本ずつのココやしの苗木が支給されることになりました。今後、さらに75の農家を選定し、各農家に5本ずつ苗木を配布し、森林農業活動をさらに拡大していく予定です。

もっと知りたいスリランカ(7)「スリランカカレー」
スリランカでは、昼食や夕食にスパイスのきいたカレーを食べます。

カレーは、ご飯と一緒に食されますが、カレーの種類は様々です。日本では、さまざまな食材を入れてカレーを作ることが多いですが、スリランカでは1つの素材で1つのカレーを作ります。このため、カレーの種類も、魚、チキン、ポーク、レンズ豆、ポテト、なす、かぼちゃ、ジャックフルーツ、などなど。食事の時には、数種類のカレーを選んで食べます。

スリランカのカレーには、インドと同様、唐辛子、カルダモン、クミン、コリアンダーなど様々なスパイスが使われており、その香りも複雑です。また、唐辛子を多く使うため非常に辛いカレーです。スリランカの人々は、幼い頃からこの味に慣れているので大丈夫ですが、観光客には辛すぎるため、観光地のレストランでは観光客向けに、辛さ控えめのカレーも用意しています。


【資料】

財団法人 日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)

プラン・ジャパンは、子どもとともに地域開発をすすめる国際NGOプラン(本部イギリス)の日本事務局として1983年に設立されました。宗教・政治に中立の立場をとり、現在17カ国で支援を募り、アジア・アフリカ・中南米の合計49の途上国において保健・医療、教育、住環境、生計、子どもの権利促進の5分野にわたる地域開発プロジェクトを展開。スリランカでは1981年から3つの地域で活動しています。



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