■「産地へ行こう。」ツアー

稲刈りした田んぼで記念撮影 |
パルシステムでは、2009年度の「産地へ行こう。」ツアーを「100万人の食づくり」運動の一環として位置づけ、さまざまなツアーを企画していきます。命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。2009年度はさまざまな形式で16のツアーを予定しています。
■5月に植えた稲がたわわに実っていました
9月26日(土)、27日(日)には、産直産地である新潟県阿賀野市で「産地へ行こう。ささかみ物語最終章〜稲刈り〜」を組合員とその家族など66名が参加して行いました。
初日はさっそく稲刈りです。5月に田植えを行ったほ場に到着すると、たわわに稲が実っていました。この1年間、田んぼを管理してくれた田主の生産者があいさつと稲刈りの方法を説明した後、稲刈り体験に挑戦しました。
初めて稲刈りを体験する子どもたちも、鎌に気をつけながら働きました。はじめのうちは、なかなか上手く刈れない様子でしたが、時間が経つごとに、上手にできるようになってきました。刈り取った稲はわらを使ってまとめました。
■千歯こきをつかった脱穀、もみすりも体験

みんなで力を合わせて稲刈り体験 |
稲刈りを体験後、刈り取った稲がお米に精米されるまでを学びました。あらかじめ、乾燥させておいていただいた稲を使用し、千歯こきを使った脱穀、もみすり、とうみを使った玄米とごみやわらの選り分けを行いました。玄米はびんの中に入れ、棒を使って精米しました。
農機具も機械化がすすみ、今回のように全て手作業をしている農家さんはいないとのことです。自宅でバケツ稲を育てている組合員からは「稲ができた後、どうしたら精米できるか悩んでいたので、教えていただいてよかった」という声がありました。
夜には刈上げ交流会を行いました。収穫時期で忙しい生産者のみなさんも出席しました。刈上げ交流会のメインは、ささかみの新米です。エコ・チャレンジ米のこしひかりで炊いたおにぎりはや、女性部のみなさんが用意してくれた卯の花やのっぺ、ヤーコンのきんぴらといった郷土料理を味わいました。
子どもたちは、自分でおにぎりを作るおにぎりバーや、稲刈りの絵を描いたりして楽しみました。JAささかみのみなさんが用意してくれた、お米クイズも好評でした。20問のお米クイズは、お米やささかみに関する問題で、お米やささかみのことがより身近に感じられるように出題されていました。子どもたちは生産者の方々に答えを聞きだそうとしましたが、生産者の方々にも難しいものがあったようで、頭をひねっている様子でした。
■オプションでわらを使ったしめ飾りづくりも

しめ飾りづくりを教わりました |
2日目は、班に分かれてオプション体験にでかけました。1つの班は、自然観察を楽しみました。じゅんさい池の周りには、カエルやトンボ、カマキリなどたくさんの虫がいました。田植えや草取りの時期とは、また違った虫たちも観察することができました。
もう1つの班は、しめ飾りを作る体験をしました。5人のおじいちゃん、おばあちゃんが先生です。用意してくれたワラを束ねて、縄にしていくところから教えてもらいました。簡単にできそうですが、実際に体験してみるとうまくいきません。丁寧に教えてもらい、しめ飾りを完成させることができました。
昼食後、それから、参加した組合員のみなさんから募集した写真を発表するフォトコンテストを行いました。とてもいい表情で稲刈りを楽しむ姿がスクリーンに映し出されていました。1日目の交流会で行ったクイズ大会の表彰では、19問正解が最高点で全問正解がおらず、表彰は来年に持ち越されました。
参加者からは「今ではほとんどが機械化されているとはいえ、大変な労力が必要なのだなと改めて感じました」「1年間を通して稲作を体験できたことにより、あらためて生産することの難しさや大切さを感じました」「刈り取った稲は米だけではなく、わら、もみまで利用していた昔の人の知恵を感じることができました」など、たくさんの感想をいただきました。

稲刈りの様子(1) |

稲刈りの様子(2) |

稲刈りの様子(3) |

千歯こきを使った脱穀 |

精米は根気のいる作業です |

しめ飾りづくりに夢中 |
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