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掲載日:2009年9月10日

「根釧地区酪農生産者女性部会交流会」開催
「こんせん72牛乳」の女性生産者と交流しました
パルシステムは9月7日(月)、東京都文京区の新大塚分室にて「根釧地区酪農生産者女性部会交流会」を開催しました。「こんせん72牛乳」でおなじみの女性酪農生産者を招き、組合員や役職員と交流しました。

■6名の女性生産者を招きました

38名が参加しました

 パルシステム連合会は9月7日(月)、東京都文京区の新大塚分室で「根釧地区酪農生産者女性部会交流会」を開催しました。パルシステムオリジナルの人気商品「こんせん72牛乳」を生産する釧路太田農協、阿寒農協、釧路丹頂農協の3農協から6名の女性生産者と6名の乳業関係者を招き、パルシステムグループの組合員、役職員などあわせて38名が参加しました。

 開会にあたり「こんせん72牛乳」を製造しているよつ葉乳業市乳統括部の寺田真顕部長は「しぼりたてにより近い牛乳をめざして開発した『こんせん72牛乳』は、産直運動の基本でもあります。時間の許すかぎり、疑問や感想を話し合ってください」とあいさつしました。

 続いて生産者代表として釧路丹頂農協の橋村美和子氏が「組合員のみなさんに喜ばれるような牛乳がどのようなものか勉強し、交流会を価値あるものにしたいです」、パルシステム連合会産直事業部野村和夫部長は「酪農生産者のみなさんは厳しい状況にあります。交流会を少しでも好転するきっかけにしてください」、パルシステム東京の打矢奈津子理事は「『こんせん72牛乳』は産直の中心です。産地と組合員のパイプを太くしましょう」とそれぞれあいさつしました。


■生産者、乳業関係者、パルシステムの3者が発表

発表する生産者のみなさん

 次に生産者、よつ葉乳業、パルシステム連合会から発表がありました。生産者からは、1日の作業と年間のおおまかなスケジュールについて、紹介しました。牧草づくりでは「今春の畑おこしの時期は雨が多く、トラクターが入れない日が続きました」とのことでした。また、冬はマイナス20度の気温でも搾乳作業があり、つらいそうです。

 よつ葉乳業からは、工場での製造について話がありました。生産者から集められた生乳は、厳しく品質管理されるだけでなく、牛乳パックの強度や確実な生産体制でつくられているとのことでした。説明した木村武靖課長は「お産をしなければ乳は出ません。しかし乳牛は一生で平均2.5産しかしないほど、命を削っています。牛乳も命をいただいていることを知ってください」と話しました。

 パルシステムの取り組みについては、パルシステム連合会産直事業部の田端伸行氏が「パルシステムのキャラクターが『こんせんくん』であるように『こんせん72牛乳』はパルシステムのトップブランドです。これからも『こんせん72牛乳』のよさを組合員のみなさんへ伝えていきます」と抱負を語りました。


■なごやかな雰囲気で盛り上がった懇談会

 懇談会は、参加者が6グループに分かれ、組合員と役職員、生産者、乳業関係者がそれぞれ感想などを語りました。席には「こんせん72牛乳」と市販牛乳が並べられ、飲み比べをしました。また、生産者からは手づくりの生キャラメルが振る舞われ、作り方を教わりながらなごやかに進行しました。

 組合員からは「搾乳にはどんな機械を使っているのですか」「牛によってエサの好みはあるのですか」などの質問が寄せられた一方、生産者からは「組合員から送っていただいたタオル(※)はとても重宝しています」「産後の初乳は牛乳として出荷できないので、チーズにして食べています」など、産地ならではの話を披露していました。

 懇談会後の発表では「産地で『こんせん72牛乳』飲めません。ほかの組合員にも価値を伝えたいと思います」「牛乳は湧き出るものではなく、命をふりしぼっていると再確認しました」などの感想が聞かれました。


女性同士ならではの話もあり会場は明るい声に包まれました



【資料】

こんせん72牛乳

※こんせん72牛乳とタオルを贈る運動

1981年に生まれたパルシステムのオリジナル牛乳。「本物のおいしい牛乳を」という組合員の声を発端に、生産者と組合員がともに育てた商品です。  商品の供給・利用だけでなく、「こんせん72牛乳」の生産者との交流も盛んで、生協組合員とその家族が現地を訪れる酪農体験ツアーを実施するなどして交流を深めています。また、1985年からは「タオルを贈る運動」に取り組み、毎年たくさんのタオルと生産者へのメッセージを組合員から贈り続けています。


詳しくは以下をご覧ください。

社会貢献活動レポート 畜産農家を支援するパルシステムの取り組み

パルシステムの商品「こんせん72牛乳」




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