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掲載日:2009年5月27日

「スリランカ森林再生プロジェクト」活動支援 ご利用ポイント交換のカンパに取り組みます
パルシステムは、6月2回企画(カタログ配布5月25日(月)〜30日(金)、受付期間6月1日(月)〜5日(金))にて、スリランカの森林再生プロジェクトの活動支援のための「ご利用ポイント交換カンパ」に取り組みます。組合員の皆様のご協力をお願いいたします。

■今年も、「スリランカ森林再生プロジェクト」活動支援カンパに取り組みます

苗木を植林する子どもたち

 「スリランカ森林再生プロジェクト」は、パルシステムが、世界各国で活動している国際NGOプラン・ジャパンと提携し、パルシステム独自の国際支援活動としてスリランカで環境教育・森林再生をめざして取り組んでいるプロジェクトです。3年計画で2008年から始めたこの取り組みも、今年で2年目を迎えました。

 「スリランカ森林再生プロジェクトの活動支援カンパ」には、これまでに組合員のみなさんから4回のポイント交換で、合計447万円のカンパが寄せられました。ご協力ありがとうございました。

 お預かりしたカンパは、3カ年計画の中で、スリランカ北中部州アヌラダープラ地域の人々の環境への意識向上や農業技術の導入、世帯収入の向上などに役立てています。


■「ポイント交換カンパ」は、6月2回企画で、お申し込みいただけます

 6月2回にも、組合員の皆さまが商品の購入などでためたポイントを振り替えていただく「ご利用ポイント交換」の方法で、「スリランカ森林再生プロジェクト」の活動支援カンパに取り組みます。

 詳しくは、6月2回『パルシステム ポイントカタログ』(配布:5月25日(月)〜30日(日)、申込受付:6月1〜5日)の裏表紙にてご案内いたします。

 「スリランカ森林再生プロジェクト」の今年のポイントカンパは今回が最終となり、次回カンパは2010年2月です。来年はいよいよプロジェクト最終年を迎えます。引き続きみなさまからのご支援をお願いいたします。

 同回の注文用紙、オンラインパルサービス、コープ電話注文センターにてお申し込みいただけます。


■スリランカ森林再生プロジェクト活動支援カンパ

【お申し込み企画回】

  6月2回 7月2回
注文用紙(OCR)  
オンラインパルサービス
(インターネット)
コープ電話注文センター
(電話・FAX)
 

申込番号 190993

●1ポイントを1円と換算して、一口(=100ポイント)単位でのお申し込みとなります。


■プロジェクト進捗報告が届きました

   プラン・ジャパンより、スリランカ現地の近況報告が届きましたので、ご報告させていただきます。


スリランカにおける森林再生プロジェクト 進捗ご報告書(2009年5月)


植林活動は全体の約88%が終了しました。乾季の水不足のため植林した苗木の維持管理が難しいものの、プロジェクトは順調に進捗しています。

プロジェクトでは、新たな活動として植林した苗木の定着率調査、農家における新たな燃料となる籾殻の利用方法に関するトレーニングを行いました。

苗木の定着率調査
無作為に植林地を選び、植林した苗木が健全に根付いたかどうかを調査しました。パハラ・サマネワコミュニティ以外の地域では、苗木の状態は良好で定着率は85%以上でした。

代替燃料の導入
燃料用の薪を確保するための森林伐採を減らすため、代替燃料として米の籾殻の利用を検討しています。農家の人々は、籾殻を燃料としたストーブの使い方についてトレーニングを受けました。この籾殻燃料は、台所のかまどにも使うことを考えています。

絵画コンクールの表彰式 1月〜2月にパラナ・ハルミレワ、マハディウルウェワ、アグノチヤの3つの学校で行われた絵画コンクールに参加した子どもたちに賞状が手渡されました。

ますます活発になる子どもクラブの活動
さまざまな活動を通して、子どもクラブ同士の連携が深まっています。カダワス・ランベワ コミュニティの子どもクラブとルヌペヒクチャワ コミュニティの子どもクラブが共同で、スリランカの新年(4月)を祝うお祭りを企画しました。さらに、子どもたちの衛生習慣を改善する活動の一環として、「良い習慣を身につけよう」と書かれたステッカーを作成し、配布しました。また、蓄牛による苗木の被害が出ているエタウェラゴレワ、エタカダ、クダガマのコミュニティでは、被害を食い止めるため、子どもクラブが「畜牛から苗木を守ろう」と書かれたバナーを作成し、地域の人々に呼びかけを行っています。

子どもクラブの子どもたちが作成したバナー。シンハラ語で書かれています。




モデル庭園作りに取り組むマハディウルウェワ校の子どもたち

モデル学校でのモデル貯水地帯作り
モデル学校では、モデル庭園作りが順調に進んでいます。モデル庭園に加えて、モデル学校となっているマハディウルウェワ校では、モデル貯水地帯が作られました。このモデルを通して、子どもたちは貯水タンクの機能や構造、重要性、従来の貯水地帯管理方法などについて学びます。

現地からの声
■チャルニ・イマルカ/子どもクラブ副委員長
「家から種や苗木を持ち寄って、学校でモデル庭園造りをしています。この活動により、庭園造りの知識や技術が身に付き、みんな両親と一緒に家の庭を造りはじめることができました。植林作業にも参加しました。今は、家の庭に土壌水を守るための土手を作っています。このプロジェクトをご支援いただいたことに感謝しています。」

■ニシャン・バンダラ/地元NGO職員
「私は地元NGOの職員として、プロジェクトに参加しています。植林は、農家グループが中心となって行っています。土地の侵食を防ぐための土手やフェンスを作り、チークやカシューナッツ、その他の用途の多い植物を家の土地に植える森林農業プロジェクトも順調に進められています。」 



もっと知りたいスリランカ(5)「ヴェサック祭」
スリランカでは毎月、満月の日はポヤデーという祝日で、多くの人々がお寺にお参りに行きます。特に5月の満月の日は、ヴェサック祭と呼ばれ、仏陀の誕生、悟り、涅槃を祝います。

今年のヴェサック祭りは、5月8日。白い衣装をまとった人々が続々とお寺を訪れました。この日は、お祝いのため、寺や家、街中がランタンや飾りで彩られます。

さまざまな形をしたランタンは、各家の軒先につるされ美しさを競います。また、パンダル(トラナ)と呼ばれる大きな飾りは、交差点などの目立つ場所に設置されます。バンダルは、仏陀の一生を表現しており、夜には電飾されとてもきれいです。

さまざまなデザインのランタン。それぞれに美しさを競い合います。

夜には一層きらびやかなバンダル


【写真提供:プラン・ジャパン】



【資料】

財団法人 日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)

プラン・ジャパンは、子どもとともに地域開発をすすめる国際NGOプラン(本部イギリス)の日本事務局として1983年に設立されました。宗教・政治に中立の立場をとり、現在17カ国で支援を募り、アジア・アフリカ・中南米の合計49の途上国において保健・医療、教育、住環境、生計、子どもの権利促進の5分野にわたる地域開発プロジェクトを展開。スリランカでは1981年から3つの地域で活動しています。



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