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掲載日:2009年1月22日

2年目を迎えた「スリランカ森林再生プロジェクト」活動支援
ご利用ポイント交換のカンパに取り組みます
パルシステムは、2月2回企画(カタログ配布1月26〜30日)にて、スリランカの森林再生プロジェクトの活動支援のための「ご利用ポイント交換カンパ」に取り組みます。2年目を迎えた「スリランカ森林再生プロジェクト」カンパに、組合員のみなさまのご協力をお願いいたします。

■今年も、「スリランカ森林再生プロジェクト」活動支援カンパに取り組みます

現地、スリランカの子どもたち

 「スリランカ森林再生プロジェクト」は、パルシステムが、世界各国で活動している国際NGOプラン・ジャパンと提携し、パルシステム独自の国際支援活動としてスリランカで環境教育・森林再生を目指して取り組んでいるプロジェクトです。3年計画で2008年から始めたこの取り組みも、今年で2年目を迎えました。

 2008年、ご利用ポイントの交換企画として、「スリランカ森林再生プロジェクトの活動支援カンパ」に取り組んだところ、組合員のみなさんから3回のポイント交換で、合計351万6000円(2月:190万7000円、3月:3万5000円、4月:104万円、5月:5000円、6月:51万8000円、7月:1万1000円)のカンパが寄せられました。ご協力ありがとうございました。

 お預かりしたカンパは、三ヵ年の計画の中で、スリランカ北中部州アヌラダープラ地域の人々の環境への意識向上や農業技術の導入、世帯収入の向上などに役立てています。


■「ポイント交換カンパ」は、2月2回企画で、お申し込みいただけます

 今年も、組合員のみなさまが商品の購入などでためたポイントを振り替えていただく「ご利用ポイント交換」の方法で、「スリランカ森林再生プロジェクト」の活動支援カンパに取り組みます。

 詳しくは、2月2回『パルシステム ポイントカタログ』(配布:1月26〜30日 お申込受付:2月2〜6日)の裏面にてご案内いたします。

 同回の注文用紙、オンラインパルサービス、コープ電話注文センターにてお申し込みいただけます。

 今回も、みなさまのご支援、ご協力よろしくお願いいたします。


■スリランカ森林再生プロジェクト活動支援カンパ

【お申し込み企画回】

  2月2回 3月2回
注文用紙(OCR)  
オンラインパルサービス
(インターネット)
コープ電話注文センター
(電話・FAX)
 

●申込番号 190993

●1ポイントを1円と換算して、一口(=100ポイント)単位でのお申し込みとなります。


■プロジェクト進捗報告が届きました

プラン・ジャパンより、スリランカ現地の近況報告が届きましたので、ご報告させていただきます。


スリランカにおける森林再生プロジェクト 進捗ご報告書(2009年1月)


植林地の整備が終わり、いよいよ苗木の植え付けが始まりました。農家による森林農業活動も順調に進捗しています。苗木の育成やトレーニングへの参加により、各農家のプロジェクトへの意識がますます高まってきています。

森林農業活動と農家の選定
森林農業活動を行う70の農家が選定され、3,750本のチークの苗木が配布されました。これに加えて、各農家が自分たちの苗床で育成した苗木3,750本も植えつける予定です。パハラ・サマネワ、カダワス・ランベワ、アサカダ、ルヌパヒチチャワ、パンディガマの5つのコミュニティで、農家を対象としたトレーニングを実施し、合計37人が参加しました。参加者は、森林農業活動への理解を深めました。この活動では、農家が薪や材木を得るための森林伐採を最小限にとどめ、自分たちの土地の経済的価値を高めることを目的としています。

森林再生と植林活動
森林局が管理する苗床で育てられた30,000本の苗木のうち、これまでに23,255本を、約23ヘクタールの土地に植林しました。

分水地点総合管理トレーニング
分水地点総合管理トレーニングが引き続き実施され、これまでに農家グループの人々および子どもたち合計395人が参加しました。このトレーニングによって、参加者の間には、プロジェクトが自分たちのものであるという意識が高まり、地域の水資源を管理する責任者としての役割をしっかりと認識しました。

保護地区のモデル学校のモデル庭園
エタカダ、マハディウルウェワ、パラナ・ハルミレワの3つのモデル学校では、堆肥コンポストや生垣の設置などモデル庭園の造成が進んでいます。子どもたちは、庭園造りを通して農業や土壌水の保護に関する実用的な知識を身につけ、学習したことを家庭での庭造りにも実践しています。

地域の人々の手で、苗木が植えら
れました。

子どもクラブの子どもたちも積極的に植
林活動に参加しています。


庭に苗木を植えるパラナ・ハルミレワ コミュニティの農家の女性。「プランのトレーニングに参加して初めて、土壌浸食と貯水池が沈泥でふさがってしまうことが深刻な問題だということを知りました。土壌浸食を防ぐために土手を作り、さまざまな種類の木の苗木を植えました。」


モデル学校のモデル庭園
堆肥コンポストを設置しました。

モデル学校のモデル庭園
造園作業も順調に進んでいます。



もっと知りたいスリランカ(3)「スリランカのお正月」
スリランカでは、4月に新年を迎えます。新年は毎年占星術によって決定されますが、通常4月13日から14日の間です。

日本の大掃除と同じように、スリランカでも新しい年を迎える前に、不要なものは整理し、家をきれいに掃除します。しかし、年末に家を飾ることは縁起が悪いとされているので、家の飾りつけは新年になってから行います。

また、新年の前には、物忌みの時間(ノナガディ)があり、この間は仕事をやめ、かまどの火を消し、断食をします。

この時間が終わると、いよいよ新年です。新しい年は、かまどの火の点火から始まります。その後、鍋にミルクを沸かす伝統行事「ミルク沸かし」を行ないます。沸騰したミルクが鍋から噴きこぼれると終了。ミルクは豊かさのシンボルとされており、それがあふれることでその年の繁栄を祈る意味があります。ミルク沸かしが終わると、家の外に出て爆竹を鳴らします。

お正月には、肉や魚、豆、野菜のカレー、お菓子、果物など何日も前から準備したご馳走を食べますが、お正月に食べる特別な料理に、縁起のよい食べ物といわれている「キリバトゥ(ミルクライス)」があります。キリバトゥは、ココナツミルクと塩で炊いたご飯で、大勢の家族が集まってにぎやかに食べるのが人々の楽しみです。

お正月には、親戚や友人の家を訪問したり、子どももおとなもクリケットや野球に似た「グドゥ」と呼ばれるスポーツをして遊びます。

キリバトゥ(ミルクライス)。
四角く切ったものを食べます。




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