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掲載日:2008年11月19日

27産直産地の若手生産者が集い
パルシステム生消協「2008青年農業者交流会」を開催しました
パルシステムの産直産地とパルシステム連合会、会員生協で構成するパルシステム生産者・消費者協議会は11月13日(木)・14日(金)、若手生産者、生協職員、組合員が参加し、「青年農業者交流会」を開催し、2日間でのべ240名が参加しました。

■2日間でのべ240名が集まりました

1日目の様子

 パルシステム連合会の産直産地生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(以下、生消協)は、「本年で語ろう!青年農業者として、声を大にして言いたいこと。消費者として、声を大にして言いたいこと。」というテーマで、今年で7回目となる「青年農業者交流会」を開催しました。生産者や組合員、生協職員などの関係者が2日間でのべ240名が集まりました。

 今年は、13日は東京・文京区の全林野会館にて生産者同士、および生協職員との交流、翌14日は各会員生協にて生産者と組合員の交流会が行われたことで、従来よりも充実した交流会となりました。


■1日目は成功事例の紹介や各種研修を報告

 13日は、第1部で青年農業者が参加して基調講演や成功事例の報告が行われました。「若手農業者に期待すること」と題し講演したパルシステム連合会常務執行役員の山本伸司常務は、パルシステムの「100万人の食づくり」運動などの食料自給率を上げる取り組みを紹介しながら、具体的な例をあげて参加者に提案を行い、「ぜひ青年が中心となってください」と、今後の若手生産者の生き方に期待を寄せました。また、パルシステムで2007年から取り組んでいる飼料米栽培については、「今後広げていきたいので、ぜひ手を挙げてください」と訴えました。


山田さんからの発表では大勢の
参加者の涙を誘いました

 続いて、成功事例報告ということで、パルシステム産直産地の野菜くらぶで学び、その後独立して(有)サニタスガーデンを立ち上げレタスを栽培する山田広治さんが講演。大学在学中フィリピンでの農業体験から農業に出会い、海外研修、野菜くらぶとの出会いを経て独立し現在に至るまでを、静かな語り口調ながら熱く語りました。ある年の収穫間近では、レタスが八甲田山下ろしの風で砂まみれとなり、これをすべて処分するのかという無念さこみあげたそうです。そのときパルシステムなどの取引先が「販売しましょう」声をかけてくれたというエピソードの紹介では、言葉が続かなくなるひとコマも。「苦労も多いけれど、旬のものを作り出してくれる土に感謝し、食卓で笑顔が生まれることを夢見てつくっています」という言葉には、会場中の青年たちは大きな拍手でエールを送りました。

 第2部は、今年の6月〜8月に実施された、生産者のパルシステム研修、生協職員の宿泊型産地研修の報告が行われ、職員からは「生産者の仕事や思いをもっともっと組合員に伝えなくては」、生産者からは「配送担当の笑顔がとても印象的。商品はもちろん、この笑顔なくしては成り立たないと思いました」など、それぞれの立場で経験した率直な感想が出されました。まとめで山本常務は、「若者どうしが今からあらためて産地とパルシステムの深いつながりや関係を切り結んでいくことが大事です。今後も続けていきましょう」と語りました。


■2日目は各会員生協に分かれて組合員と交流

2日目は各会員生協に分かれて組合員
と交流しました(写真はドゥコープでの
様子)

 14日は、各会員生協にて若手生産者と組合員の交流会が行われました。生産者はあらかじめ割り振られた各会員生協へ分かれて行われました。そのうちドゥコープでは、若手生産者12名を囲んで「青年農業者交流会」を開催しました。佐原農産物供給センターの青柳宏幸さんのあいさつの後、各生産者の皆さんが自己紹介を行い、産地で取れる農産物のこだわりや自慢なこと、生活の様子について話しました。

 当日のメインは生産者のみなさんが持ち寄った野菜や鶏肉を使った鍋料理作り。参加した32名は、4つのグループに分かれ、早速作業に取り掛かりました。途中、「野菜と果物の花当てゲーム」で、秋田県の花咲農園さんが持ってきてくださった有機栽培米でつくった“きりたんぽ争奪戦”を行うなど、たいへんな盛り上がりをみせました。ふだんは顔を合わせることもない生産者と消費者ですが、両者、「こんなこと知りたい、聞きたい」がいっぱい。美味しいお鍋に会話もはずみ、最後までなごやかなムードで会が進みました。



【資料】

<関連リンク>

パルシステム生産者・消費者協議会




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