■産地へ行こう。ツアー
パルシステムでは、今年度「産地へ行こう。」ツアーも「100万人の食づくり」運動の一環として位置づけ、さまざまな形で24のツアーを企画しています。命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。
■10回目を迎えた佐原センター祭に560名が参加

広いほ場も参加者でいっぱいに |
11月3日(月)には、千葉県の産直産地、佐原農産物供給センター(※)主催の収穫祭が開催されました。今年で10回目となるこの収穫祭には、パルシステム千葉、パルシステム東京、ドゥコープ、ユーアイコープ、パルシステム茨城、パルシステム神奈川ゆめコープの6つの会員生協が参加しました。
生産者も、女性部の「農め〜くくらぶ」約30名、若手生産者の「若造くらぶ」23名、ベテラン生産者約30名の合計約83名が参加し、総勢560名での大規模な収穫祭となりました。
収穫祭は例年通り、生産者のみなさんが丁寧に愛情を込めて育ててくれた作物の収穫体験で始まり、昼食交流会やイベントで楽しく有意義な時間を過ごしました。
■青果の収穫体験と昼食会で交流しました

女性部「農め〜くくらぶ」代表の香取千恵子さん |
当日は、まず里芋、さつまいも、人参、大根、かぶ、ほうれん草、小松菜の7種類の野菜の収穫体験をしました。2、3家族に、生産者が1名ついてくださり、ほ場で収穫の仕方や野菜の特徴を教えてくれたので、楽しみながらたくさんの野菜を収穫することができました。
収穫体験後には、開会式と昼食交流会です。生産者のあいさつの後は、560名での大昼食会となりました。生産者が用意してくれた、「ご飯」「漬物」「豚汁」「野菜ケーキのスイーツ」「焼き芋」などを満喫して、笑顔の昼食会になりました。
会場には、野菜や特産品の直売所も設けられ、人気を集めていました。

宝探しゲームで猛ダッシュ |
午後は、畑の真ん中で、「宝探し」ゲームを行いました。もみ殻の中に隠されたカードを見つけ出し、カードに書かれた番号の景品がもらえるゲームです。
子ども達は待ちきれずに開門ゲートが壊れそうな勢いでした。いざ開始すると飛び込むようにカードを拾い上げ景品をもらい笑顔がこぼれていました。大人も一緒に夢中になって楽しみました。
生産者からは、「今年も充実した収穫祭になったと思います。来てくれた組合員と家族が、もっと野菜の事を知り、農業を支えてくれる人になってくれれば嬉しい。少しずつそんな人たちを増やしていけたらと思います」と話していました。
天気にも恵まれ、生産者も参加者も大満足の収穫祭となりました。
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