■応募総数145点!全てが魅力あふれる作品
夏休み期間中の特別企画として昨年に続き、実施した「牛乳パック工作コンテスト 2008」には、パルシステムの組合員のみなさんからたくさんの応募がありました。
送付された写真とエピソードをもとに、組合員の代表や、デザイナーらが審査。魅力あふれる145作品の中から、最終選考に11作品を選出しました。
■最終選考に残った11作品の家族26名が参加

プレゼンテーションの様子 |
10月25日(土)、パルシステム連合会本部(東京都文京区)にて開催した「牛乳パック工作コンテスト」表彰式には、最終選考に選ばれた作品のご家族26名と、パルシステムの牛乳メーカーの担当者も含めた審査員8名が参加しました。
開会にあたり、パルシステム千葉理事の指田純子審査員長が「飼料の高騰などで、酪農家のみなさんは、厳しい状態にあります。そんな中で、10個以上の牛乳パックを使って、素晴らしい作品を作っていただいたことを嬉しく思います」とあいさつしました。
■最終選考は作成者によるプレゼンテーション

工夫した点などを発表しました |
そして、審査委員席の前に並べられた作品について、こども達が中心となり、制作のエピソードを発表するプレゼンテーションを行いました。居並ぶ審査員を前に、緊張しながらも、工夫した点や頑張った点、楽しかった点などを、それぞれ一生懸命発表しました。
パネルを使って親子での対談形式や、試着したお子さんがモデルさながら審査員の前を歩いた「こんせんくんのプリンセスドレス」などユニークな形でのプレゼンテーションもありました。
審査員のみなさんからは、1作品ごとに質問や感想が述べられました。パルシステム東京の組合員の中原美香子さんの作品「こんせんくんプラネタリウム」では、「牛乳パックでプラネタリウムとは、面白い発想ですね」、ユーアイコープ組合員の稲月マサさんの「ホワイト・バスケット」では、「実用的で大変きれいにできていますね」といった声があがっていました。「シマウマ」や「ジャンボジェット こんせん72便」では、固い牛乳パックを使ってきれいな曲線を出している点に審査員も感心し、質問があがっていました。
全員のプレゼンテーションが終わると、審査委員は別室で最終選考を行い、会場ではパルシステムの牛乳の試飲会が行われました。
■選考結果の発表と表彰式を行いました
選考の結果、大賞(審査員長賞)は、曲線と牛乳パックの緑色を生かしたシマが美しい、「シマウマ」が選ばれました。他の9作品も「こんせん72牛乳賞」「酪農家の牛乳賞」「奥中山牛乳賞」などを受賞しました。受賞者の皆さんには、表彰状とパルシステムの産地を訪れ、収穫体験などを通して生産者と交流し、「食」への理解を深める「産地へ行こう。」ツアーの参加券を贈呈しました。
総評として、パルシステムの商品のパッケージデザインなどを手がける(株)GKグラフィックスの丸本彰一氏より「作品の質は昨年より、さらにバージョンアップしています。こうした機会が、物づくりの楽しさを知るキッカケとなってくれれば嬉しいです。今日ここにいるみなさんから素晴らしいデザイナーが育つことを期待します」と述べました。
■受賞作はホームページ「牛乳パック工作コンテスト」専用ページで発表

受賞作品を手に参加者全員で記念撮影 |
受賞作11作品の詳しい内容などは、11月14日(金)、パルシステムホームページ内の牛乳パック工作コンテスト専用ページにて紹介する予定です。お楽しみに。
牛乳パック工作コンテスト 2008
|