■佐渡の里山の環境と景観と守る環境保全型稲作
最後の日本産トキの生息地域であった、佐渡島の南部、前浜地区、片野尾集落では27年前まで大空を舞うトキの姿を見ることができました。片野尾とき舞株式会社(片野尾地区)は、この地の生産者、有志30名が、「もう一度トキが住めるような環境を取り戻すための米づくりをしたい」という思いから立ち上げた農業生産法人です。
生産者は、棚田の周辺に多様な生きものがくらすビオトープを作るなど、トキのエサ場や生息環境を整え、佐渡の環境と里山の景観と維持するための活動を進めています。
稲作も、農薬・化成肥料の削減に取り組んでおり、環境保全型稲作農業を行っています。
■トキの放鳥記念式典と産直協定
9月25日には、佐渡市新穂正明寺地区にて、中国から贈られ人工増殖に成功し、今年1月より野生に戻すための準備をすすめてきた10羽のトキを放つ放鳥記念式典が行われ、パルシステムグループを代表し、(株)ジーピーエスの和知社長が参加いたしました。
パルシステム連合会は、この取り組みを支援すべく、片野尾とき舞(株)、JA佐渡、(株)ジーピーエスの4者で産直協定を締結しました。
■購入することでトキの保護活動、生息環境の保護に参加『トキを育むお米(佐渡こしひかり)」』

トキ放鳥式典にて(9/25) |
10月5回(注文受付(10/20〜24)からは、この地域のお米をパルシステムの産直米『トキを育むお米(佐渡こしひかり)」』として新発売いたします。
佐渡は新潟県の中でも魚沼・岩船に並ぶ良食味米の産地として有名です。佐渡米は、甘みと粘りがあり、柔らかめの炊上りです。
片野尾とき舞(株)では、農薬・化学肥料の使用量を新潟県の慣行栽培基準の半分以下に削減して栽培しています。
パルシステムでは、放鳥されたトキが生息し続け、また子孫を残す為の環境づくりに携わっていきたいと考え、このお米の売り上げの一部をトキを守る活動に使います。
購入することでトキの保護活動、生息環境の保護活動に参加することが出来る『トキを育むお米(佐渡こしひかり)』、ぜひお試し下さい。
●商品概要
商品名 |
トキを育むお米(佐渡こしひかり) |
規格 |
3kg |
価格 |
通常価格2080円(本体1981円) |
種類別商品種別 |
米 |
発売開始 |
2008年10月5回企画(注文受付10月20日〜10月24日)より |
注文番号 |
my kichen=408 Kinari=416 YUMYUM=342 |
*この商品について、詳しくは10月5回(商品カタログ配布10月13〜17日)配布の産直通信[グリーンプラザパル]をご覧下さい。
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