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掲載日:2008年8月19日

タイ・バナナ産地視察交流研修を行いました
パルシステムでは、7月26日〜7月31日の日程で、パルシステムグループ役・職員と会員生協の物流委託先会社の職員を中心に20名がタイを訪問し、バナナ産地の視察交流研修を行いました。

訪タイ団の一行

 パルシステム連合会は、7月26日(土)〜7月31日(木)の6日間で、タイ・バナナ産地の視察交流研修を行いました。

 パルシステムは、1999年10月にホムトンバナナの供給を始め、2000年7月には、「バンラート農業協同組合」「ホムトンバナナ生産者協議会」と産直協定を結び、その後の2004年度には国際産直産地では初めての「公開確認会」を開催いたしました。また、2007年にはもう一つのバナナ産地「トゥンカーワット農園経営農民会」でも公開確認が開催されました。

 今回の視察交流研修は、1.二つの産地を見学し、生産者との交流を深めること、2.タイにおける生活格差などの現実を直視すること、を目的として行われました。


■バンラート農協のほ場を視察

ほ場視察の様子

 訪タイ団は、7月26日に成田を出発し、同日中にバンラートへ入り、翌7月27日からバンラート農協管内の圃場視察交流を行い、産直協議会総会へ参加しました。

 バナナ圃場を実際に見学するなかで、強風・バナナゾウリムシによる被害、自然環境の変化によるバナナの早熟により商品化ができない状況を目の当たりにし、バナナを商品として育てることが非常に困難であることを痛感しました。また、産直協議会総会においては、議事録の承認や役員改選等が行われ生産者の意識の高さを感じました。


生産者の苦労を実感しま
した

■トゥンカーワット地区でパッキングセンター見学

 7月28〜29日にかけて、ラメー郡はトゥンカーワット地区にてほ場視察交流・パッキングセンター見学が行われ、合わせてこのたび竣工したBMプラント開所式へ参加しました。パッキングセンターでは、収穫したバナナを選別・洗浄など出荷するまでの工程及び出荷数確認時に生産者識別ステッカーを貼る作業を見学し、このような仕組みにより実際にトレーサビリティーが機能することがわかり、安心につながるのだと感じる事ができました。

 さらに、BMプラント開所式では、BMプラントが稼動しているところを見学し、飲料程度まで水を浄化するという技術水準の高さを実感しました。また、BMプラントのような有用な設備の建設にパルシステム連合会のレインボーパル基金が役立っているということを改めて認識しました。


■スラム街にも行きました

 7月30日には、バンコク市内のクロントイ地区のスラム街を実際に歩き、そこで生活している人々の様子を見ました。その現状についてお話を伺い、タイ首都圏における急速な発展のなか、このような状況を改善するためにもまず教育環境をつくりあげていくことの大切さを知る事が出来ました。

 参加したメンバーは、この研修を通じ、「様々な自然被害にあい苦労しながらも、よりよいバナナを安定的に供給し続けたいという生産者たちの気持をもっと日本の組合員に伝えていかなければならない」「タイスラム街における教育普及のため寄付や本の寄贈なども積極的に考えていかなければならない」と、感じて帰国しました。




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