パルシステムでは、「産直」を通じて食べ物の生産から消費を結ぶ生命(いのち)の循環の大切さを広め、「食・農」に関わる地域での活動・事業を推進してきました。
2008年パルシステムグループの中期計画では、地域のくらし課題を解決するために、地域住民、行政、企業、学校等の連携した活動や事業が広がることを課題としました。組合員をはじめ地域の住民の主体的な「くらし課題解決」の活動や事業をネットワークし、地域コミュニティを支援するために、セカンドリーグ準備室を設置しました。現在、会員情報誌『のんびる』の発行や、セカンドリーグホームページでの情報提供を行い、起業支援事業を行っています。
今秋には、セカンドリーグ支援機能を広げて行く予定です。
2007年度モデル事業公募の3団体の取り組みは、たくさんのことを学ばせていただき、連携が広がりました。 2008年度は、昨年の活動の課題と成果を共有し、新たに「子育て」「たすけあい」分野にテーマを広げて、モデル事業を公募いたします。
■モデル事業の応募要件
- 「食・農」、「子育て」、「たすけあい」をテーマとしたくらし課題解決型の事業であること。
- 地域のネットワークを活用した事業であること。
- 他の地域でも成果(WEBシステムや経営ノウハウ、マネジメントなど)を活用できる内容であること。
- パルシステムが事業展開しているエリアのうち東京、神奈川、千葉、埼玉、山梨、茨城で、事業を営む法人組織であること。
- モデル事業の1月上旬に中間報告書、4月末までに事業報告書を提出し、中間報告会(1月)及び成果報告会(6月)にて報告を行うこと。
- モデル事業と同内容且つ同経費で、他の補助金、委託事業などを受けていないこと。
- モデル事業は、パルシステム・セカンドリーグの委託事業として実施します。委託契約書を取り交わし、契約内容に同意し、実施することが可能であること。
■モデル事業の支援内容について
(1)支援金額
- 支援金額について
総額200万円、1団体上限100万円
- 助成金の使途について
応募事業の為の支出とし、特に使途は定めません。ただし選考時に使途を確認する場合があります。
(2)その他支援内容
- 経営に関する助言(収支改善など)
- 広報協力(セカンドリーグのWEB、メルマガ、「モデル事業ブログ」、『のんびる』など)
- 現場でのハンズオン支援
- 情報交換用モデル事業メーリングリストでの情報提供
■モデル事業の期間
2008年10月〜2009年3月末まで
■募集期間
2008年8月1日(金)〜8月29日(金)
■選考について
- モデル事業選考委員会にて、書類審査と面談審査を実施し、モデル事業団体を決定します。
- 選考結果は、全応募団体に個別に連絡いたします
*応募要綱・申請用紙など公募に関する詳細は以下のホームページをご覧ください。
パルシステム
セカンドリーグ
<関連記事>
「食・農」をテーマとしたCB(コミュニティビジネス)のモデル事業の成果報告会を開催しました(2008年6月27日ニュース)
モデル事業による支援金以外の支援内容
- 経営に関する助言(収支改善など)、経営ノウハウ支援
- 広報協力(WEB、『のんびる』、マスコミなど)
- 情報交換用モデル事業メーリングリストの作成
セカンドリーグ準備室の主な事業内容
- 媒体(カタログ&WEB)事業
1)会員会報誌「のんびる」の発行(315円/月刊)
2)セカンドリーグWEB運営
- 起業・経営支援事業
1)実践起業塾開催。修了生の情報交換と個別相談会、視察など実践研修会
2)経営支援の専門講座(IT、会計学等)の開催
3)くらし課題解決の地域コミュニティ事業の創出支援
パルシステム セカンドリーグ
セカンドリーグの情報誌「のんびる」
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