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掲載日:2008年6月5日

「第2回日本食育学会」でパルシステムの食育と「100万人の食づくり」運動について発表しました
5月31日、東京農業大学にて開催された「第2回日本食育学会総会・学術大会」において、パルシステムで食育の取り組みを進める商品本部の栗田典子副本部長が、「100万人の食づくり」運動の考え方と実践内容を紹介しました。

■幅広いテーマで食育活動を展開する日本食育学会

 パルシステムも参加する日本食育学会は2006年、食育を基本から考え、研究、推進する目的で設立されました。学者・研究者ほか農業生産者、消費者などが幅広く参加し、食べ物の生産、流通、安全、食文化など幅広いテーマで食育活動に取り組んでいます。

 第2回目を迎えた日本食育学会の総会・学術大会は5月31日、東京農業大学世田谷キャンパスにて開催されました。この総会の食育実践発表会でパルシステム連合会の栗田典子商品本部副本部長が、「いのちのチカラあふれる食をこの手でつくろう!」と題して、現在展開している「100万人の食づくり」運動を中心に発表しました。


■お米を食べよう!「100万人の食づくり」運動を解説

発表する栗田副本部長

 栗田副本部長は、産直を事業の柱におきながら「事業そのものを食育」ととらえるパルシステムの考え方を紹介しました。さらに「田んぼの生きもの調査」などを通じた“生産者と消費者がともにつくる農業”を紹介し「安全で安心できる食べ物は、ただ口を開ければ入ってくるというものではありません。買い物という行為には、投票と同じような重みがあります。食べ物をつくる地域を支えようという意識が必要です」と消費者も生産に関わろうと呼びかけました。

 その上で、今年パルシステムが取り組んでいる「100万人の食づくり」運動の位置づけと内容について解説しました。お米を中心とした日本型食生活の提案について「食料自給率や生産者の高齢化、耕作放棄地など、さまざまな農業問題への解決の糸口になります」と説明しました。


■「水田がつくっているのはお米だけではない」との意見も

 栗田副本部長の発表を受け、座長を務めた農山漁村文化協会の栗田庄一常任理事は「『安全で安ければ外国産の米でもいいのでは』というご意見もありますが、水田がつくっているのはお米だけではありません。ホタルや微生物、我が国の農村や里山などの景観までもつくっているという認識が大事ではないでしょうか」と感想を述べました。

 食育実践発表会では、パルシステムのほかにも学校や研究機関、企業が、国産給食や社会科学からのアプローチなど多彩な視点から食育の取り組みが発表されました。また、国立健康・栄養研究所の渡邊昌理事長による特別講演も行われました。





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