本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2008年5月30日

地球温暖化防止に生協関係者420人が結集
「コープ みんなでエコ2008 環境活動交流会」が開催されました
パルシステムは、5月27日、全労済ホール スペース・ゼロ(東京・渋谷区)で行われた「コープみんなでエコ!2008」に参加しました。このイベントは、関東を中心とした1都10県17の生協が今年度の環境活動計画や過去の取り組み事例を持ちより、共有し交流する目的で開催されました。

 パルシステムグループでは、毎年6・7月の2カ月間を環境月間として、「暮らしの場からのCO2削減」を組合員に呼びかけるなどのキャンペーンを展開しています。


■「環境の年」のイベントに生協関係者420人が集まりました

会場の様子
(全労済ホール スペース・ゼロ)

 5月27日(火)には、日本生活協同組合連合会(略称:日生協)主催の「コープ みんなでエコ!2008 環境活動交流会」にパルシステムも参加しました。

 このイベントは、6月から8月に日生協が展開する「コープ地球温暖化防止1000万人のくらしの見直しキャンペーン」に先駆けて行われたもので、関東を中心とした17の生協の役・職員や環境担当者、組合員など約420人が集まりました。



■講演「地球温暖化の実態と暮らしの場との関わり」

講演する野尻幸宏博士

 当日は、国立環境研究所・地球環境センターの野尻幸宏副センター長より「地球温暖化の実態と暮らしの場との関わり」と題して講演がありました。

 野尻氏は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次報告書について説明され、「CO2の増加は主に石炭、石油、天然ガスなど化石燃料の使用、土地利用の変化によるものです。化石燃料を燃やして排出されたCO2は大気中と海洋中に分配され濃度が増していきます」と述べました。

東京マイコープの「環境すごろく」が
人気でした

 また、1960年以降の日本では、バブル期の1987年から1990年までの3年間でCO2排出量が17%も増えていると話され、「京都議定書の目標(2008〜2012年で6%削減)を達成するには、分岐点となった1990年の以前の社会やくらしに戻ればいいのです」とのお話でした。「これで20%削減となりますが、“物質的な豊かさ”に価値を置く、くらし方や意識を変えれば、30%の削減も可能だと考えます。『もったいない、足るを知る』の意識を持ち、自然の恵みなど、消費に頼らない生活の楽しさを発見することが大切です」との身近なお話に参加者は熱心に聞き入っていました。

 続く昼食休憩時には、パルシステムの、環境に配慮した買い物方法が学べる「お買いものゲーム」、パソコン上で東京1周しながら環境問題が分かる東京マイコープの「環境すごろく」が人気を集めていました。


■各生協と環境省の活動報告

 午後から行われた各生協の環境への取り組みの活動発表では、パルシステムの会員生協、コープやまなしが、組合員から回収した天ぷら油を自動車の燃料にするバイオディーゼル燃料の取組みについて、東京マイコープは、エコポイント事業、容器包材の3R(リデュース、リユース、リサイクル)対策や環境配慮商品の利用普及、エコカレンダーなどによる意識啓発について発表しました。

 続いて環境省 地球温暖化対策課の河野通治氏より、2005年に始まった国民運動「チーム・マイナス6%」の活動、COOL BIZやエアコンの温度設定などについての報告、主催者である日生協の環境事業推進室の大沢年一室長による「コープ地球温暖化防止1000万人のくらしの見直しキャンペーン」の紹介と参加呼びかけが行われました。 最後にこのイベントの副実行委員長を務めた東京マイコープの吉森弘子理事長から「食料、水、エネルギーなど問題は多いですが、私たち一人ひとりが21世紀の地球への責任を自覚し、美しい地球を子どもたちに渡せるようにしましょう」と挨拶し、熱気に満ちた交流会は閉会しました。



<参考>

「コープ地球温暖化防止1000万人のくらしの見直しキャンペーン」(新しいウィンドウで開きます)

東京マイコープの「環境すごろく」(新しいウィンドウで開きます)

コープやまなしの「バイオディーゼル燃料の取組みについて」(新しいウィンドウで開きます)

パルシステムの環境への取り組み





このページの上へ戻る