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掲載日:2008年4月9日

潮干狩りと海のくらしを味わう
「産地へ行こう。千倉・富津ツアー」を開催しました
パルシステムは、4月5日(土)・6日(日)、水産物の産直産地、千倉・富津(千葉県)を訪ねる産地へ行こうツアーを開催しました。組合員とその家族39名が参加し、潮干狩りや郷土料理づくり、水産加工場の見学などを行い、生産者と交流し産地のくらしを学びました。

■「産地へ行こう。」ツアー 〜江戸前の漁場、千倉・富津〜

春休みとあって子ども達も大勢
参加しました

 パルシステム連合会は、毎年「産地へ行こう。」ツアーを多数企画しています。 命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。2008年度は様々な形式で24のツアーを予定しています。

 その第1回目となる「産地へ行こう。」ツアーは4月5日・6日、パルシステムの水産物の産直産地、千葉県の千倉・富津を訪れました。組合員とその家族39名が参加しました。

 パルシステムは、この地域の漁業関係者と協力し、「房州産真あじ開き」「房州あじさんが焼き」「江戸前あさり」など、多彩な水産加工品を組合員にお届けしています。


■千倉で蓄養場見学や郷土料理「祭り寿司」づくり

初めての体験と驚きがいっぱいの
蓄養場

 1日目はまず、伊勢えびやあわびの稚貝、サザエなどを育てている「房州ちくら漁協蓄養場」(千倉町)を訪ねました。漁協のみなさんに、あわびのエサや、活動時期などについて教えてもらいました。また、伊勢えびをつかんでみたり、なまこを手にのせてみたり、子どもたちは初めての体験に目を輝かせていました。

 その後、漁村センターに移動し、郷土料理「祭り寿司」の調理体験と、水産加工場の見学を行いました。「祭り寿司」の調理法は、房州ちくら漁協の女性部のみなさんに教えていただきました。包丁をいれて、きれいな花模様が見えると、みな大喜びでした。


女性生産者に郷土料理「祭り寿司」の
作り方を教えてもらいました

 水産加工場では、「鯖の昆布じめ」の行程を見学しました。品質維持のため、機械化すれば効率的な作業を手作業で行っている様子に、組合員みなさんも驚いていました。

 またその日の午前中に刈ったひじきを、浜辺のドラム缶で炊きあげている様子も見せてもらいました。「ひじき刈り」は、この季節の大潮の時しか行わないとのことで、希少な機会となりました。

 夕食後の生産者との交流会には、漁協や水産加工関係者など10名の生産者の方が参加してくれました。生産者のみなさんが、千倉の海に住む魚についてのクイズを出題し、子どもたちは元気に大きな声で答えていました。


■富津海岸で潮干狩りを楽しみました

 2日目の早朝、希望者は番屋(漁師さんたちが海の様子を見ながら、作業や休憩をするための小屋)で定置網漁法について教えてもらいました。定置網の模型を使って定置網に魚が入ってくる仕組みや、千倉の海で獲れる魚の話を聞かせてもらいました。4畳半ほどの大きさのマンボウやクジラが網に入ることがあると聞いて、みな驚いていました。

 その後、海岸線の美しい景色を楽しみながら、富津海岸に潮干狩りに向かいました。大潮にあたるこの日の富津海岸は、多くの人で賑わっていました。参加者は砂まみれになりながらも、熊手と網を使って、たくさんのあさりやハマグリを獲ることができました。潮干狩り後は、あさり尽くしのお弁当と、富津漁協の方が用意してくれたあさりのお味噌汁をいただきました。

 あさりの砂抜きの方法も保存方法を教えてもらい、地元のみなさんにお別れとお礼をして帰路につきました。

 参加者からは、「食卓で出会う魚の海での生態を初めて知ることができました」「海と共にくらす生産者のみなさんと触れ合えて、春休み最後の思い出ができました」などの感想をいただきました。





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