
百年の森管理センターで記念撮影
パルシステムオリジナルの「ふーどのしょうゆ」の産地、埼玉県神川町では、周辺の森林を「埼玉県百年の森」と称し、この森を管理する寄居林業所、行政や企業などで「埼玉県百年の森を守る会」(※)を結成し、豊かな森林環境のために植林や間伐を行うなど、森林の育成を行っています。
パルシステムでは、2007年10月から2008年1月まで、商品のご利用によるポイントの交換方法の一つとして、「埼玉県百年の森を守る会」の活動支援カンパを受け付けたところ、首都圏を中心とする一都8県のパルシステムグループの組合員から合計で69万4,800円(一口100ポイント(100円))のカンパが寄せられました。
組合員のみなさまのご協力に深く感謝いたします。
■神川町「百年の森管理センター」でカンパの贈呈式

目録を贈呈する東京マイコープの
山内道子理事
3月18日、現地神川町の標高約700mの山林にある百年の森管理センターにて、カンパの贈呈式を行いました。贈呈式には、「埼玉県百年の森を守る会」の関係者25名、パルシステム職員、会員生協役職者8名、合計で33名が参加しました。
開式にあたり埼玉県を代表し寄居林業事務所の古屋所長は「百年の森は約110haの県有林です。平成18年に地元の観光協会、町役場、森林組合、ヤマキ醸造、建設業協会などと守る会を結成しました。今後その名の通り100年続くようにこの森を守っていきます」とあいさつしました。
続いてパルシステムを代表し東京マイコープの山内道子理事が「組合員の“産直や環境を通じて社会貢献したい”という気持ちが今日の贈呈式に繋がったと思います。森を守ることは水を守ることです。パルシステムオリジナルの「ふーどのしょうゆ」の産地であるこの地での取り組みがさらに広がってくように活動を続けていきます」とあいさつし、カンパの目録を贈呈しました。
来賓の田村神川町長は「パルシステムの皆様に深く感謝いたします。カンパは、生協組合員も利用している水を蓄える水源の森と周辺の環境を守る活動に役立てていきます」と述べました。
最後に記念として参加者全員で、早ければこの5月にも花が咲くというツツジを植樹し閉式しました。
■森林散策と「ふーどのしょうゆ」の(株)ヤマキ醸造見学

城峯公園から下久保ダムを望む
贈呈式終了後は、冬桜で知られる城峰公園や都民の主要な水道水源の下久保ダムを見学しました。パルシステムオリジナルの「ふーどのしょうゆ」の製造元、(株)ヤマキ醸造では無農薬有機栽培の大豆と米、麦、自然塩、1400年かけて濾過された神泉水で作るしょうゆの御用蔵などを見せていただきました。
【資料】
※埼玉県百年の森を守る会
2006年3月13日結成。埼玉県寄居林業事務所と神川町神泉総合支所内産業観光課を中心として関係6団体で構成しています。
<参考>
「ふーどのしょうゆ」については、詳しくは下記をご覧ください
「ふーどのしょうゆ」(2004年プレスリリース)
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