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掲載日:2008年2月13日

パルシステムの食育「手作りみそ品評会」を開催しました
2月9日(土)、パルシステム連合会本部(東京都文京区)にて、「手作りみそ品評会」を開催しました。事前の一次審査通過者9名、審査委員長の丸久味噌(株)工場長、JA常盤村の生産者など審査員6名が集まり、審査発表、表彰式、昼食交流会などを通して、組合員どうし、また生産者との交流を深めました。

入賞者と審査員(前列)のみなさん

■わが家の味「手作りみそ」をご提案

 パルシステム連合会は、「いのちの源である食を大切にして、自ら生きる力を高めること」を食育と考え、親から子へ、子から孫へと手づくりで受け継がれる“わが家の味”を、豊かな食文化として大切にしています。

 その取り組みのひとつとして、20年来、商品カタログを通じて、我が家でのみそづくりを組合員に提案しています。この品評会は、年々参加人数の増加するみそづくりの楽しみを、さらに深めていただくことを目的に企画しました。

 昨年11月に募集したところ、32名の応募があり、そのうち12名のみなさんが第1次選考を通過しました。

 当日は、この内9名の組合員が参加しました。パルシステム千葉、パルシステム茨城、パルシステム神奈川ゆめコープ、東京マイコープから集まった入選者は、みそ作り18回目のベテランから初めての人など世代もみそづくり経験も様々でした。

 審査員長は丸久味噌(株)(新潟県上越市)の山林光男工場長、副委員長に会員生協の東京マイコープの伊藤眞理子理事、審査員には長年、東京マイコープとみそづくり交流を続けているJA常盤村女性部(青森県藤崎町)の浅利テツさん、浅利和子さん、東京マイコープの食育リーダー、土田和子さん、この企画の呼びかけ人(株)エコサポートの小沢一郎常務取締役の6名のみなさんです。

■入選者がみそづくりのエピソードを披露

試食しながら参加者の質問に答える
山林審査委員長

 開会にあたり、山林審査委員長からは「手づくりみそには、作る人の感性が出ます。家族や食べる人への愛情を持って作ることが大切です。また1に麹、2炊き、3作りというように、技術よりも原料が大切です」と述べました。

 この後、入選者全員が自己紹介とみそづくりのエピソード披露をしました。家族で参加していた東京マイコープの中原美香子さんは「元来、手づくりが好きなのですが、子どもと一緒に何かを作ってみたいと思って始めました」とのことで、パルシステム物語賞を受賞しました。岩浪恵子さんは「子どもの頃、母がみそを作っていた記憶があったのですが、14年前パルシステムの商品カタログでみそづくりの記事を見て、その記憶が蘇り作るようになりました」とのお話でした。


青森県の郷土料理で昼食交流会

 そしてテーブルに並べられた入選作を全員で試食しながら、互いに情報を交換したり、審査員にみそづくりについて質問していました。

 発酵を促すために行う、まぜ直し「天地返し」のタイミングについて、山林審査委員長は「酸素を補給し、残存酵母を再発酵させることが天地返しの目的。仕込みから2、3カ月で行っていいです」との回答でした。

 昼食交流会ではJA常盤村のみなさんが作った真だらのアラと野菜を煮た青森県の郷土料理「じゃっぱ汁」などを頂きながら、みそづくりの話題で各テーブル盛り上がっていました。


■結果発表と表彰式

 午後は、結果発表と表彰式でした。大賞に選ばれた、東京マイコープの草間則子さん、岩浪恵子さんのおふたりには「産地へ行こう!」ツアー旅行券が授与されました。「奨励賞」「審委員特別賞」など各賞受賞者にも賞状と記念品が授与されました。

 最後に、伊藤副審査委員長からは「今日は、みなさんがみそにこめられた物語を体感できました。みそが大豆でできていることを知らない子どもがたくさんいる昨今、今回のような機会や産地交流を通じて食農『共』育を広めていきましょう」とあいさつし閉会しました。


<参考>

くらしの情報レシピ・お料理「わが家のみそをつくろう」




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