本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2008年2月6日

全国の産直産地の女性生産者と生協組合員200人が語り合う
「第6回 女性生産者交流会」を開催しました
パルシステム生産者・消費者協議会は、2月1日(金)、川口市民ホール フレンディア(埼玉県川口市)において「第6回女性生産者交流会」を開催しました。

 パルシステム連合会の取引産地生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(130団体・代表幹事 香取政典佐原農産物供給センター常務理事/略称:生消協)は、2月1日(金)、埼玉県川口市のフレンディアにおいて、「第6回女性生産者交流会」を開催しました。

 第6回目の今回は、長野県内のりんごやぶどう、野菜などの女性生産者たち24人が実行委員となり、全国32の産直産地から集まった女性生産者とパルシステムグループの組合員など約200名が一堂に会しました。


■仲間と共に一歩前へ−生産者として、消費者として、生活者として、女性として−

なごやかな交流会となりました
(川口市民ホール フレンディア)

 交流会は「〜仲間と共に一歩前へ〜―生産者として、消費者として、生活者として、女性として―」というテーマを掲げ、長野県ではおなじみ「信濃の国」の歌にあわせた実行委員のみなさんの元気あふれる踊りで幕があきました。

 開会にあたり、生消協の香取代表幹事より、「女性生産者は生活者、消費者としても根をはっているので、食を守っていくという視点で都市の消費者たちを巻きこんでいってほしい」とのあいさつがありました。また、実行委員長のアップルファームさみずの山下和子さんは、「私たち生産者がいのちの種を蒔いていのちを育てる現場にいるということをいつも感じ、それを伝えていきたいと思うのは、生消協という組織によって、消費者である組合員さんを身近に感じられるからです。今日は大事なものをそれぞれが感じていただけたらうれしいです」とあいさつしました。

 また、パルシステム連合会 商品統括本部の山本伸司常務は、古紙の偽装や冷凍食品の安全の問題について、生産現場から遠く離れたところに消費者が置かれている実態や、いのちや生活のもとを担うメーカーの良心や危機意識などに言及し、「生産と消費の現場がお互いの理解を深め、人と人との信頼関係をつくることが問われていると思います。私たちもこのような交流会などで、さらに絆を強くしていくことを今後も重視していきます」と述べました。


実行委員を担った長野県の女性生産者
のみなさん

 昼食後のお楽しみは、実行委員が育てた「グラニースミス」という品種のりんごと、次回の開催産地・神奈川県のジョイファーム小田原のレモンを使ってホテルオークラのシェフが作った特製アップルパイと、実行委員よる寸劇、題して劇団アップル座「農家の母ちゃんたちは海を渡れるか」です。

 実行委員をやるまではまったく面識のなかった生産者が、 “みんなで”できることを追求し、ついに海を渡り、りんごの花咲くイタリアへ行ったドキュメントです。母ちゃんたちの奮闘ぶりに、大きな笑いとともに、目を真っ赤にしている参加者もありました。

 その後は寸劇を受けて自分たちの体験や現状などを語りあいました。「農家の母ちゃんが家を空けるのは大変。自分はできないが、それができた長野の母ちゃんたちを自分のことのようにうれしい」と話す生産者や、「生産者のみなさんが、がんばって海外へ行けてとてもうれしかった」という組合員がいて、同じ消費者、生活者、女性であることの連帯感が深まり、生産者のつくる農産物についてもさらに愛着が深まったように感じました。

 また、山下実行委員長の「消費者のみなさんには、私たち生産者が生産物を作り、それで得た生業は、ふるさとや文化、地域の社会機能を支えること繋がっているということを知ってほしい」という言葉に共感の拍手がわきました。

 最後は、来年の実行委員を担う神奈川県の女性生産者への引き継ぎで旗の受け渡しが行われ、笑いあり涙ありの手づくり交流会は終了しました。






このページの上へ戻る