本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2007年12月31日

年頭のごあいさつ

パルシステム生活協同組合連合会理事長 若森 資朗の画像 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は皆々様から、変わらぬ多大なご支援とご指導を賜り、深く感謝申し上げます。本年も昨年にも倍して、ご支援ご指導を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 さていよいよ本年は改正生協法が施行されます。この生協法改正の論議の過程では、生協に対する期待――購買事業に留まらないさまざまな期待――が幅広く寄せられました。これらの期待を受けてとめて、生協は何を考え、何をしようとするのか――あらためて生協の役割が社会に問われる時代であると認識しています。

 パルシステムは基本理念として「心豊かなくらしと共生の社会を作ります」を掲げて活動してきました。今、様々な場面でこの「共生」という言葉が使用されています。これは、それだけ多くの人が、人心や自然環境の荒廃が進んできていると感じている証ではないでしょうか。これ程までに、この言葉の持つ意味が重要性を帯びてきている時代はかつてなかったと考えています。

 私たちはこの「共生」という言葉に、自然と人の共生をこめました。地球は、太陽光の働き、水の流れ、大気の循環、微生物の働き、動植物の働きと、さまざまな働きの調和の中でこそ、長い歴史を刻んでくることができました。そして人間も含めて多くの生き物が、相互に影響しながら「生」を育んでくることができました。今こそ私たち人間は、その意味と重みを感じ取り、このバランスを一方的に壊すことを戒めなければならないと考えています。確かに、今ある生活を以前に戻すことは出来ません。しかしみんなが心を合わせて我慢をし、気をつけ、配慮すれば、今よりの荒廃を防ぐことができると思っています。

 2008年は、あらためて組合員とともに、社会とともにそのことを考え、実践する年にしたいと思っています。「良い環境の維持をめざす」、「共生をめざす」、「ふさわしい食をめざす」、「助け合いを育む」等々、このような目標を志向したとき、その先には戦争など考えられないし、その実践を通じて平和な思いを育むことができると考えています。パルシステムの実践が幅広く社会の共感を得る取り組みになるよう、これからも着実に進めていきたいと考えています。


パルシステム生活協同組合連合会
理事長 若森 資朗



このページの上へ戻る