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掲載日:2007年11月22日

産地へ行こう。大紀コープファーム
「奈良吉野の体験を持って帰ろう!」を開催しました
パルシステムは、11月17日(土)〜19日(月)まで、柿や梅の産直産地、奈良吉野の「大紀コープファーム」を訪ねる産地へ行こうツアーを開催しました。組合員とその家族31名が参加し、柿の収穫体験や郷土食づくりを通して、生産者と交流し産地のくらしを体験しました。

「大紀コープファーム」(奈良県吉野)で
実りの秋を堪能しました

 パルシステム連合会は、毎年「産地へ行こう。」ツアーを多数企画しています。

 命をはぐくむ食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。


■パルシステムの柿と梅の産地、大紀コープファーム

 今年度13回目の「産地へ行こう。」ツアーは11月17日から19日まで、パルシステムの柿や梅の産直産地、大紀コープファーム(奈良県五條市)を訪ねました。

 組合員とその家族31名が参加し、柿の収穫や「つるし柿づくり」など昔ながらのくらしの体験を通して、生産者と交流を深め産地への理解を深めました。

 1日目はまず、全国でも珍しい柿の博物館(奈良県五條市)を見学しました。この時期だけの特別展示、約130種もの柿を見ることができました。近くの試験場で栽培された珍しい柿に、参加者は興味深く見入っていました。

 その後、大紀コープファームの柿の集荷センターに行き、生産者から説明を受けました。渋抜きは、二酸化炭素で18時間行い、さらに1週間保温するとのことでした。富有柿の規格は、大きさではなく重量によって決まるそうです。パルシステムに出荷されるのは、全国に出荷されるM〜3Lサイズのなかでも、Lサイズ以上の柿とのことでした。ちょうど今が富有柿の収穫の最盛期とのことで、63軒の柿農家の合計で1日30トンも収穫されるとのお話でした。


柿の形が印象的な柿博物館
(奈良県五條市)

 夕食は大紀コープファームの生産者のみなさんとの交流会でした。築150年以上の古民家、大紀コープファーム代表の王隠堂誠海さんのご自宅で、しし鍋や海鮮鍋をいただきました。「紀伊半島 食と緑の交流協議会」*のさんまる柑橘同志会、みえぎょれん販売、紀ノ川農協のみなさんも来てくださり、なごやかな交流会となりました。

 2日目は、王隠堂氏のお宅で、柿の収穫、郷土名産の「柿の葉寿司」や「つるし柿づくり」などを体験しました。つるし柿づくりは、手動の機械で皮をむいた柿を、紐で枝に結びつけ軒先などにつるしました。かびないように時々焼酎をかけ、手でもむと1カ月ほどで完成するそうです。

 3日目は、世界遺産に指定された吉野山を散策しました。役行者が修験道を開いた地として有名な金峯山寺(きんぶせんじ)や重要文化財指定の吉野水分神社など吉野地方の古寺名刹にも立ち寄り、紅葉の絶景を堪能しました。 参加者からは、「体験型のツアーでとても楽しかった。生産者のみなさんに感謝します」「大紀コープファームと吉野地方のことがよく分かり、産地がいっそう身近になりました」などの感想がありました。



【資料】


*紀伊半島 食と緑の交流協議会

2002年7月設立。紀伊半島下の和歌山、三重、奈良の三県にまたがる各団体による協議会。同地域に都市住民を招いての交流や農作業体験(グリーンツーリズム)などを通じて、生産者と消費者の本当の意味での信頼関係の下で、消費者の求める安心・安全な食の提供を行える提携関係をめざす。三重県の御浜天地農場(紀南地方)を中心として園芸福祉に取り組む。また、農から漁までの異業種メンバーで構成されている強みをどう生かしていくか、商品の開発も含めて検討中。


*参加団体:さんまる柑橘同志会(和歌山県)、みえぎょれん販売、JA全農みえ、農業生産法人御浜天地(以上、三重県)、紀ノ川農業協同組合(和歌山県)、大紀コープファーム(奈良県)




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